六甲山の高山植物園と醒ヶ井・地蔵川 山と野草のトレッキング
大栗山のキツネノカミソリ
2007.09.01
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オオキツネノカミソリ
ヒガンバナ属・キツネノカミソリの変種・ケヤキの森に群生していた
ヤマジノホトトギス
ナンバンキセル
クサアジサイ・ミズヒキ・ミヤマタニソバ・モミジガサ
2007年9月1日
愛知県豊田市稲武
大栗山
国土地理院1/25000の地図に記載されていない大栗山は、稲武から国道257号へ右折し、面ノ木へ抜ける県道80号へ左折して約4キロで登山口に着く。月ヶ平の東に位置する標高900mぐらいの山で、南斜面のケヤキの森にオオキツネノカミソリが群生している。一帯は鉄条網と虎ロープで厳重に囲われ保護されている。ここまでしなければ、盗掘がなくならないのだろう。寂しい気もする。
周辺を半日ぶらついてみた。すでに里山は秋の花に模様替え。タマアジサイは玉のものもあれば弾けて紫色の装飾花を咲かせているものもある。ヌスビトハギ、ミゾソバ、ミズヒキ、キンミズヒキ、ヤマジノホトトギスが多い。林道を月ヶ平取り付きまで往復して、ヒノキの切り株に腰を下ろし昼食を食べた。沢筋から吹き上げる風が涼しい。街を抜け出して正解の一日だった。
カメラ片手の山歩き