鬼無里・奥裾花自然園の水芭蕉(ミズバショウ) カメラ片手の山歩き

鬼無里・奥裾花自然園の水芭蕉(ミズバショウ)
2008年5月5日
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ミズバショウとフキノトウ


東急リゾートカラマツ池とクリンユキフデ 2008/05/06朝の散策


雪積もる樹 ヒトツバタゴ(ナンジャモンジャ) 2008/05/06帰路の犬山にて


2008年5月5日 曇り


朝6時半に蓼科を発ち、女神湖経由で上田・長野間を高速利用で現地に入った。鬼無里(きなさ)はさすがに遠い。この山間を流れる裾花川の現流域に奥裾花自然園がある。

大駐車場から自然園入口までシャトルバスを運行しているが、野草を調べたかったので歩くことにした。生憎のどんよりとした曇り空。キクザキイチゲ、ニリンソウは開いていない。エンレイソウも葉っぱだけで、タチツボ・エンゴサク・フキノトウだけは元気。

残雪はまだまだ豊富で、こうみ平湿原や吉池はほとんど雪上を歩く。雪解けの水に洗われてミズバショウが遅い春を告げている。数え切れない清楚な白に圧倒されるが、樹齢二百年を超えるブナの天然林が林立する雰囲気がすばらしい。惜しまれるのは天気だけ。これで陽射しがあれば最高の写真が狙えたのに。

今池湿原のミズバショウはすでに大きく、最盛期を迎えている。観光客はこちらが主体で混雑している。辺境の山奥にも訪れる人は多い。都合三時間の散策で昼を回ったので、駐車場に戻ることにした。


カメラ片手の山歩き