遠見尾根を登る カメラ片手の山歩き

遠い五竜岳
鈍足の小遠見・中遠見・大遠見

2008年7月26日

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八方尾根・小蓮華尾根を望む

遠見尾根地蔵の頭を俯瞰・ガスに包まれる・ガスの合間から五竜の稜線が現れる



タカネセンブリ



アカモノ・ミヤマホツツジ・ミヤマママコナ




タカネアオヤギソウ・キソチドリ・ミツバオウレン・ゴゼンタチバナ・ハクサンシャクナゲ
その他見かけた野草
オオバギボウシ・ヤマブキショウマ・シモツケソウ・クリンユキフデ・ツマトリソウ・キンコウカ・アキノキリンソウ
シュロソウ・ホツツジ・キバナノカワラマツバ・コオニユリ・オオコメツツジ・シロバナクモマニガナ・ニッコウキスゲ



シコタンソウ・センジュガンビ(山野草園にて)



2008年7月26日
06:55 テレキャビン山上駅
08:30 小遠見山分岐
09:20 中遠見山
10:30 大遠見山 昼食11:30
13:50 テレキャビン山上駅


先週の山歩きは、妻と友人の都合が悪かった。この時期の高山植物は目が離せない。前夜、電話で話し合い、暑い名古屋を夜中に脱出することにした。

夏の土曜だけは6時半から運転される五竜テレキャビンに乗り込んだ。栂池のような混雑はない。山上のアルプス平には山野草園が作られている。ここから地蔵ノ頭まで展望リフトが架けられているが、この営業は連動していない。8時の運転開始である。山野草園の高山植物はパスして、ひたすら登ることに。地蔵ノ頭から眺める景色はガスに覆われている。標高はすでに1600mを越えているが冷風はない。猛暑予報から逃れてきたのに、ここもその勢力範囲にあるようだ。

汗が吹き出る分だけ水分を補給しながら登る。雲間から日射しが届くと更に汗が滝のように流れる。連れ合いの足が鈍足にシフトダウンしていく。小遠見山まではルートタイムどおりだったが、次第に足並みが乱れ、中遠見で顎を出し始め、大遠見では「もうダメ」の声。昼食をとることにした。

眺める五竜・鹿島槍の稜線はガスの中。これ以上登っても下りのゴンドラに乗り遅れては大変なので、引き返すことにした。下山はのんびり野草を撮りながら降りた。それにしても暑い1日で、避暑の山歩きにはならなかった。



カメラ片手の山歩き