夜の名古屋を歩く師走 カメラ片手の山歩き

夜の名古屋を歩く師走
2008年12月20日


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名古屋の夜景 大津通・柳橋・名古屋駅


2008年12月20日18:00〜
矢場町→大津通り栄→広小路→柳橋→名古屋駅


土日返上の仕事が続いたが、やっと年末の見通しが立った。外が暗くなって思い立ち、妻と夜の街を歩くことに。

自宅からバス停まで歩いて5分。牛巻から都心まで基幹バスで20分。最近5千円で取得した敬老パスは、市営交通機関が無料で利用できる。一年間無料。市営の施設入場も破格で、例えば動植物園入場料が500円→100円となる。この便利なカードで忘年会も日参している。

今夜は矢場町でバスを降り、パルコや松坂屋本店のある大津通りを北へ歩き、栄で西に曲がり、広小路を名古屋駅方面に歩いた。不景気のせいか、環境問題のためか、デパートのイルミネーションが見られない。歳末の風物詩だけは派手にやってもらいたいものだ。

日本中、不況風が吹き荒れている。大手企業や消費の殿堂デパートぐらいは泰然自若とした態度を示してほしい。慌てふためき、年の瀬迫って人材を整理するとか、広告費を節減するとか、最も大切な市民感情を置き去りにしている。「あなたたちの最も大切にしなければならないことは、消費者を真に意識すること。従業員なくして将来がないこと」。

目の前にミッドランドスクエアが見えてきた。窓の明かりでツリーを表しているが、いかにも寂しい。日本のトップ企業はどうあるべきかを考えてほしい。今こそ、世界の日本企業を示すべきである。



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