4月18日(土) 2009快晴 舟伏山
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06:20 駐車場
06:45 尾根分岐
06:55 桜平
07:25 みのわ平
07:50 岩場 〜08:30
08:50 山頂 〜09:10
10:25 沢出合 休憩
10:50 駐車場
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先週末から娘が自宅に居座っている。春の野草が気になる。午前中だけ抜け出すことにして、まだ暗い名古屋を出た。
六時過ぎの登山口にはすでに車が四台。今日は独り旅。タチツボやスミレサイシンが出迎えてくれるが先を急ぐ。尾根筋に出ると桜平は近い。ここで朝食のバナナを食べて再び登る。稜線の右は自然林、左はスギの人工林。樹齢は40〜50年。間伐の形跡は見られるが照度管理までは至っていない。下草が育たないので野草も少ない。急登は長くなく、落葉樹の明るい稜線を歩くようになる。スミレに混じってキランソウが多い。コナラ、ブナ、カエデ類の気分いい山道である。みのわ平で小休止。ここのカタクリはすでに終わっていた。
登山口から一時間半。イワザクラの岩場に着く。先客が1人。ていねいに咲き場所を教えてくれる。「分かっています」ともいえず、笑顔で会釈。すぐに花の状態を観察したが、すでに1/3は色褪せ始めている。最盛期は越えている。本日の主役に半時間以上費やしている間に訪問客は3人。思ったより人出は少ない。
キバナイカリ、タチツボ、ヤマルリソウ、ニリンソウ、ミヤマカタバミ、カタクリ、バイケイソウ、ヤブレガサなどが時期。エイザンスミレとキクザキイチゲを見落としている。少し時期が早かったか。山頂一帯は緩やかな台地状になっている。舟伏山の所以である。山頂には誰もいない。風もない暖かな山頂で軽く食事。白い能郷白山がくっきり見える。9時の山頂は静かだった。
下りは西ルートを下りた。見落としたエイザンスミレとキクザキイチゲをそれぞれ一輪だけ見つけた。ヤマエンゴサクも多い。ここは植生がはっきりしている。下る順にカタクリ帯、ニリンソウ帯、ヤマルリソウ帯、フデリンドウ帯となっている。ヒノキの樹林帯に入ると野草の姿はない。急な下りで膝が痛くなる頃に沢に出る。ここで小休止のあと、ハナネコノメソウを探したが、まだ早かった。ハルトラノオが元気に咲いていた。
登山口に戻ったら、車がビッシリ50台以上になっていた。
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