経営指針とは

経営指針の考え方

ライン
経営指針とはライン

◆経営指針で組織のベクトルを定める

生きている限り幸運不運は順繰りに訪れ、喜怒哀楽の感情の起伏で人生が綴られていきます。中には幸運だけの人生もあり、中には不運だけの人生もありますが、運に人生を任せる訳にはいきません。運、つまりチャンスをモノにする才能は成功する経営者の特質でしょう。しかし、モノにする前の情報収集力やモノにするための知識や知恵があるからの成功で、前向きな努力なしには成せません。

人間は誰でも幸せでありたいと願っています。しかし、コウノトリが運んでくれる運を頼っていたら浦島太郎で、気が付けばご老人でお先真っ暗。幸せは日々自ら育て味わうもので持続させたいもの。起業家の9割が失敗する現代。企業寿命が20年と短命化する近未来。関税撤廃の自由貿易がもたらすグローバル競争環境や大企業と中小企業の格差拡大など、経営環境は益々厳しくなります。

幸運を掴み取ることも、不運を乗り切ることも、備えあってのことです。人生長いようで短い。未来を見据えて目的を定め、時を計り計画を立てて今やるべきことを成分化する。それが経営指針です。

◆ブレによる膨大な損失をなくす経営指針の成文化

成文化する項目は以下の五つです。この経営指針を経営陣と社員が充分理解し、両者納得で経営活動に邁進すれば、ブレることなく、持続成長力が培われ、やりがいのある強い不滅の会社が育ちます。

1.経営理念
 正々堂々と社会に宣言する企業のありたい姿、理想像を掲げる
 人間尊重、科学技術革新、社会的責任の三要素で明文化する
2.ビジョン
 理念ベクトルの可視できる近未来に具体的な道標を設定する
 社員と共有できるワクワク目標を掲げてチャレンジ精神を定着
3.戦略方針
 現在の経営環境を分析して事業ドメインを最適化・再定義する
 ドメインの三要素から課題を見つけ解決への戦略マップを作る
4.経営計画
 あるべき姿を具体的指標で単年度あるいは中期で計画に表わす
 バランススコアカードでは財務・顧客・業務・人材の4指標
5.行動計画(アクションプラン)
 経営計画を絵に描いた餅にしない活動指針を時系列具体化する
 毎月の組織的目標管理で問題解決を図り計画目標を必達させる

経営者にとっても社員にとっても、会社の目的は持続的に成長することであり、それに伴い豊かな人生が開けます。人生90年です。会社が不滅であれば安心して幸せがずっと享受できます。

→→→ 戻る