Weeklyひとこと

Weekly お節介ひと言

2017/1/11

◆生産性の向上が働き方改革を推し進める

長時間労働を是正するためだけの働き方改革では解決しない。労働
時間を短縮すれば生産量は減り、企業生命の売上が落ちる。労働者
にとっても残業代で家計を守る人には致命的な決断を強いられる。

労働時間を短縮し、企業収益が上り、賃金もアップする。そういう
理想的な働き方改革を成し遂げるためには、生産性の向上が切り札
になる。この生産性を経営計画に掲げていない企業が実に多い。

生産性は単純な計算式なので、計画目標の重要指標とすべきです。
1人当り売上高=売上高÷総従業員数(社長役員も含む)
1人当り付加価値額=売上総利益(粗利)÷総従業員労働時間

1人当り付加価値額は時間当りで世界的統計データがあります。
2013年データでは日本41.3$、アメリカ65.7$、ノルウェー87$。
先進七カ国でビリッケツ。トップノルウェーの半分以下です。

欧州と日本の働き方で、どこが異なるか、何が違うか。基本的には
職務別のやるべき業務が明確に定義されている。昔からの徒弟制度
から展開した職業訓練資格制度が職種別に整備されている。

同一労働同一賃金を国は提唱していますが、同一労働にも厳密には
品質の善し悪し、処理時間の長短があり、公平な評価基準を設けて
賃金に反映すべきです。国の提唱は具体的指針無き理想論です。

◆生産性向上への業務改革

業務改革への造反者は組織の9割です。改革を素直に受け入れる人
は稀な存在であり、頓挫する業革推進派が多いため、日本の経営は
停滞しています。業革を断行する執念のリーダーが望まれます。

業革リーダー資質とは、ステークホルダーの信頼の上の統率管理力
でしょう。直ぐやる、必ずやる、出来るまでやる、コツコツの根気
と執念の持ち主です。飽きっぽい資質では決してできません。

生産性向上への取り組みは日々の習慣が基本で、毎月集計分析して
1年で成果を確認する繰り返しです。ノルウェーが目標なら、生産
性向上の余地は2倍もあります。何年で200%を達成しますか。

◆カンタン業務改革はカイゼン提案制度

改革や変革とは、今までやっていない仕組みの導入が手っ取り早く
成果を出します。カイゼン提案は「やったことがある」企業は多い
ですが、継続できない企業がほとんどです。

継続できない組織のほとんどは制度が定義されていません。難しい
ことではなく、制度の概要、提案書式の標準化、審査方法、評価基
準を決めておけば継続するし、成果も上がるはずです。

生産性向上へのカイゼン提案制度を立ち上げることです。
業革リーダーを委員長に委員会を設置してコツコツ生産性を向上さ
せてください。最初の1年は30%アップを目標にしてください。

コツコツの努力を組織に風土化するアイテムをご提案します。
◆新年に贈る新刊です。日々の習慣化で変革を促すオススメ本

1. 長寿企業はカイゼン大好き
全社員参画でカイゼン活動を定着させ人材育成を図る
作業の効率化、ムダな業務の排除などで生産性を向上する
3. 備忘録「アンタの日記」
日報は、いつ、どんな仕事をしたか、業務の成果を記録すること
1日の遂行業務をたった5分で記録する日報で人と会社を育てる
4. スピードアップ仕事術
日本の生産性はなぜ悪いか。真面目な日本人には不本意な結果
問題は時間観念の乏しさにあり要領の悪さとムダな仕事の氾濫

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2017/1/11

◆賢い社長は三つの戦略を同時に進める

会社を存続させるためには、常に三つの戦略戦術を同時進行させな
ければならない。一は基本条件で黒字体質を維持させること。二は
現業の生産性を向上させること。三は未来の収益源を創ること。

赤字体質を放置して、未来戦略に資金を注ぎ込む社長は最も危険な
存在です。生産性の向上に疎い、知恵を出し合わない組織は成長し
ません。次世代の事業を創出できない会社に未来はありません。

年初の戦略・計画を立てるときは、この三つを基軸として「何を確
実にやるか」の具体的な検討をすることが大切です。新年にあたり
コツコツ実行努力、忍耐力をご提案します。「急がば回れ」です。

◆1. 黒字体質の維持

現状が赤字であれば、即刻黒字化させることです。絶対に放置せず
三カ月以内に断行して下さい。「無理」の言い訳は社長資質がない
ということです。赤字には赤い血を出す覚悟が社長資質です。

黒字だから良しというものでもありません。トントンや少しの黒字
では不安が残ります。目標は経常利益20%。具体的な数字を掲げ
て、粗利と営業利益を月次決算で検証しコツコツ増やすことです。

変動費を切り詰めれば粗利は増えます。固定費を切り詰めれば営業
利益は上増しできます。入金より出金を制すセンスを磨くことで財
務体質は改善されます。質素倹約に努めることは経営の美徳です。

◆2. 生産性の向上

優秀な人材でなくても、普通の人でもコツコツの努力で向上するの
が生産性です。日本の時間当り生産性は4千円で、世界のトップ国
の半分しかありません。逆に考えれば2倍の余地があります。

時間当り4千円は1分で67円です。1分を削る価値を考えるべき
です。1日8時間労働で8分533円、1年365日で20万円近
くの価値、すなわち利益を生み出します。これが1分の重さです。

実際には1年365日働いていませんが、短い1分でも1年で計算
すると膨大な数字になります。10人の組織であれば200万円の
の利益です。労働分配率50%では2倍の400万円になります。

1分を削る価値の大切さを組織に認識させて下さい。組織の集合知
で時間短縮を図るには、カイゼン提案制度が有効です。コツコツの
努力で提案を採用しヨコテンし、1分ずつ短縮することです。

生産性の向上は、労働時間の短縮と収益性に貢献するダブル効果が
期待できます。時間当り生産性(付加価値額)を4千円から5千円
に上げることで、経営は俄然おもしろくなってきます。

◆3. 未来の収益源の創出に挑戦

どんな事業も寿命(ライフサイクル)があります。未来への健全な
持続性を保つためには、3~5年に新たな収益源を創るべきでしょ
う。新製品、新事業にチャレンジする仕組みを作ることです。

組織にアイデアを募り、審査して可能性の高いものはプロジェクト
を立ち上げて試行することです。資金力のない中小企業でも、1年
に一つ、二つは試みることです。これもコツコツの努力です。

プロジェクトの期限は一年以内として決断します。三年間続ければ
一つは有効な収益源が見つかります。ただし、マーケティング知識
を身につけることです。決して難しいことではありません。

発想はポジティブに、管理はネガティブに。リスク管理を怠ること
は許されません。行け行けドンドンになり過ぎない。ネガティブに
なり過ぎると決断力が鈍ります。成功確率は2:8の経験則です。

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2. 勝利の戦略に導くSWОT分析
やみくもにSWОTを洗い出すことはムダの浪費です
SWОT分析目的は、どんな戦略が成り立つかを見極めること
3. 備忘録「アンタの日記」
日報は、いつ、どんな仕事をしたか、業務の成果を記録すること
1日の遂行業務をたった5分で記録する日報で人と会社を育てる
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日本の生産性はなぜ悪いか。真面目な日本人には不本意な結果
問題は時間観念の乏しさにあり要領の悪さとムダな仕事の氾濫
5. 成功を決める市場規模?
あなたのビジネスは増収余地があるか? 新製品は成功するか?
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2017/1/4

◆新年明けましておめでとうございます

私がメルマガを書き始めてから14年が過ぎました。丁度60才の
ときからです。今年は74才になります。後期高齢者と呼ばれる年
が来年に控えています。まだまだ元気。いつまで続けられるか。

日本人の平均寿命は女性87.05歳、男性80.79歳で毎年長寿更新され
ています。せめて平均寿命は全うしたいものですが、健康であるこ
とが前提で、手足の自由を奪われたら行動は著しく制限されます。

日常的・継続的な医療介護に依存しないで自分の心身で生命維持し
自立した生活ができる生存期間のことを健康寿命といい、WHOで
提唱された概念です。日本は女性74.21歳、男性71.19歳です。

私は無難に健康寿命を更新できています。休肝日もなく酒は呑み続
けていますし、20歳から煙草も吸い続けています。今更、習慣を
変えることは、かえって変調を来たす恐れがあるのでしません。

不良老人と思われる読者もいるでしょう。確かに幸運かも知れませ
んが、私自身30歳の結婚を機に太らない食習慣だけは守り続けて
います。57キロの体重は4%以内の変動で収まっています。

28歳で起業し、事業継承を終えるまでには幾多の艱難辛苦を味わ
いました。それでも40台に人間関係の哲学心理学から学び悟った
ストレスフリーに導けたことが以後の人生の糧になっています。

◆健康寿命のライフプラン

経営者の平均年齢は60歳です。事業継承しても人生は続きます。
少なくとも健康寿命までを見通したライフプランは立てておきたい
ものです。生きる価値と幸福と責任を三位一体で考えたい。

50歳になったら健康寿命のライフプランを考えて下さい。
私も改めて平均寿命までのライフプランを立てることにします。
新年に当たって、具体的な未来を見通して下さい。

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やみくもにSWОTを洗い出すことはムダの浪費です
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4. スピードアップ仕事術
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5. 成功を決める市場規模?
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