Weeklyひとこと

Weekly お節介ひと言

2017/3/22

◆日本中小企業の業績は確実に良くなっている

国税庁の統計データでは、3社に1社が黒字申告しています。リー
マンショック時は実質、5社に1社の割合でしたから、8年の経過
で驚くべき業績改善への努力と成果が出ていることになります。

更に言えば、中小企業は全般に節税意識が強く、トントンから少々
赤字に落ち着かせる決算申告が見て取れます。できるなら法人税は
払いたくない、という心が働いていることは確かです。

この隠れ黒字企業を足せば、おそらく2社に1社は黒字企業と言え
るでしょう。統計データの裏を読む習慣を身につけないと、判断を
誤ることになります。中小企業は経営者行動で業績が分かります。

経営者のオシャレへの投資。スーツやバッグがブランド志向に変わ
ってきた。夜のクラブ通いが多くなった。海外視察が増えた。決算
を前に福利厚生研修費、広告宣伝費など損金扱いの支出が増えた。

◆賢い経営者の持続成長への利益三配分

企業の目的は存続です。存続を停止させる倒産の原因は販売不振が
ほとんどです。その他の原因に連鎖倒産、過小資本、放漫経営など
がありますが、まとめると全ての原因は財務管理能力の未熟です。

販売不振は売上成長性への対策、連鎖倒産は顧客の創造と顧客管理
過小資本はB/Sの自己資本比率、放漫経営は財務の無知。経営者
の資質として、財務スキルは必須であり、展開力が求められます。

利益を蓄積できない企業に存続はムリです。どんな理由があろうと
利益を創出できなくなったら、赤字を垂れ流すより、廃業、譲渡を
決断すべきです。利益を蓄積できる企業は三配分に留意します。

1.自分資本の蓄積
経営者の適正報酬と経営者自身の資産増強を図りリスク管理
2.自己資本の蓄積
貸借対照表(B/S)の資本の部の自己資本比率を高める安全性
3.経営資源への投資
賃金や労働時間など待遇改善や、設備・研究開発などへの投資

税金を払わない限り、企業は大きくなれないし安全性も確保できま
せん。自己資本比率は法人税の額に比例して剰余金が貯まります。
経営者自身の資産は、金融機関との信頼関係を良好にします。

小規模企業からワンランクアップできる企業体質を創って下さい。

◆2017/2/18新刊 組織の再構築で経営活性化
企業の目的は、価値の創造による持続成長と捉えれば、組織の活性
化は重要な経営課題。組織の3要素を前提として組織表を作り組織
人の使命と職務を明らかにして全うする
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2017/3/16

◆長時間営業や長時間労働は生産性を落とす

売上至上主義の24時間営業店舗が人材難で行き詰まる。顧客第一
主義のスグクル宅配便は車両不足、人手不足に悩んでいる。製造業
は元請け横暴のジャストイン納期で無理な残業が続いている。

客がいない真夜中のコンビニでも人件費や光熱費はかかる。宅配便
の非効率的システムは必要不可欠だろうか。在庫のジャストインは
理想だが、モノ作りのために人を犠牲にしていいのか。

人手不足が深刻になって、やっと企業は気が付きました。コンビニ
は段階的に24時間営業から看板を書き替えています。ヤマト運輸
の長時間労働も限界に達しています。考え方を改める時です。

国は三六協定に替わる働き方改革で、月60時間残業を目途に業界
と話し合っていますが、繁忙期100時間未満の妥協案で決着しそ
うです。以前より過酷な労働条件に落ち着きそうな状況です。

月22日労働とすると、毎日4時間半残業になります。定時が6時
とすると終業は10時半で、帰宅すると真夜中です。いくら繁忙期
とはいえ、人権を無視した過酷労働に思えてなりません。

生産性の真実は時間当り付加価値です。付加価値額(粗利加工高)
を労働時間で割った金額が最も正直に企業価値を物語っています。
日本の時間当り生産性は四千円で北欧の半分しかありません。

小売業や飲食業のムダな長時間営業による光熱費や人件費、運送業
の短納期システムや再宅配のムダな経費、製造業のジャストインに
合わせる残業の割増賃金などは、結局、生産性を落としています。

売上至上主義から利益至上主義に転換する考え方は間違っていない
と思います。損益分岐点より、最も効率的な利益分岐点を見つける
ことに努力すべき時代です。時間当り付加価値を高めるべきです。

◆中小企業が残業を減らす工夫

国の働き方改革は大手寄りです。協議の相手は経団連や連合であり
GDP600兆円という目標があるために思い切った残業規制がで
きない両刃の剣の裁定に落ち着きます。中小企業は無視です。

中小企業は自力で働き方改革を進めないと、人材確保が益々厳しく
なります。どうしたら働きがいのある職場環境になるか、社員との
コミュニケーションで導き出したいものです。

社員の中には残業代で家計が釣り合っている人もいますが、不公平
なことはダラダラ残業で稼いでいることです。能力のない人の給料
が高い環境では、真面目な働き手がやる気をなくしてしまいます。

生産量を減らすことなく残業が無くなれば、浮いた残業代人件費は
利益になります。これを社員の成果に合わせて還元することを約束
すれば、残業にならない手はいろいろ考えてくれるはずです。

3時から5時半を集中タイムにして、定時の6時に帰宅できる人に
ポイントを付与します。集中タイムは他ごとをしない、電話に出な
い、話しかけない、とにかく与えられた業務だけに集中です。

統率力と協調性を良くするために、チーム制にして、1人でも残業
になる人がいそうなら、定時1時間前に申告させ、チームで手伝い
全員一緒に退社する。残業になる原因は話し合って下さい。

このように、業務の生産性を上げて給料が減ることなく残業を無く
す工夫を、みんなで考えることです。アイデアラッシュで社員から
いろんな提案を出させてください。何でも構いません。

一例)一番早く「お先に失礼します」と退社する人を表彰する
一例)夜8時以後の残業禁止。光熱費と割増賃金の節減
一例)残業は申告制として上司の許可をとる

良好な人間関係の構築で信頼できる組織を
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2017/03/13短信 年度末を迎えますが、昨対好決算が見込まれます。節税対策として、人材確保、広告宣伝、教育研修費用は損金扱いになります。当然のこととして、新年度に向けての業務改革幹部研修なども対象になります。効果的な予算を使ってください。


2017/03/12短信
中小企業環境が徐々に良くなってきました。新年度はチャンスの波に乗って下さい。三社に一社は黒字法人です。逆に言えば2/3は赤字です。考え方の問題ですが、従業員が赤字慣れすると、やる気がどんどん下がります。黒字化チャンスは今、今年です。

2017/3/11

◆幸せとは何だろう?

幸せか、幸せでないかは、幸・不幸を判断する心です
他人が判断するものでなく、自分で判断するものです
他人から貰うものではなく、自分で考え育むものです

幸せを計る尺度はなく、人それぞれの心で感じるもの
幸せと思う感度の高い人は、多幸な人生を送ります
幸せと思う感度の低い人は、薄幸な人生を送ります

幸せはずっと続くものではなく訪れては去るものです
幸・不幸の苦楽を繰り返しながら、人は賢くなります
幸せが長くそばにいてくれるほど人生は楽しく愛しい

幸せは、好みのヒト・モノ・カネを得ることだろうか
束縛から解放されて、自由奔放に生きることだろうか
愛しい、うれしい、楽しいワクワクする感情だろうか

◆幸せなモノコトが多い人ほど幸せに浸れます

人の感性は百人百様で、幸せに敏感な人もいれば鈍感
な人もいます。幸せを知らず不幸に敏感な人もいます
シリアではなく日本に生まれただけで幸せなはずです

世界では、三度の食事すら食べられず死ぬ人もいます
幸せは周りにいっぱいあります。幸せ探ししましょう
アイデアラッシュで幸せ要件を書き出してみましょう

友達と一緒に遊びたい
学業を順調にクリアしたい
美味しい料理をお腹いっぱい食べたい
おカネが欲しい
ブランドバッグが欲しい
英語を堪能にしゃべりたい
海外旅行をしたい
クルマが欲しい
友だちをたくさん作りたい
やりがいのある仕事をしたい
上司やお客さんから褒められたい
成果を出したい
表彰されたい
出世したい、社長になりたい
仕事に役立つ資格を取りたい
ナンバーワンになる専門技術を身につけたい
給料がたくさん欲しい
楽しみなボーナス
趣味を深めたい
映画を観たい
読書したい
音楽を深めたい
恋人がほしい
愛したい
愛されたい
結婚したい
お金を貯めたい
子供をつくりたい
マイホームが欲しい
健康を維持したい
情熱を持ち続けたい
ゆとりの時間が欲しい
家族団らんを楽しみたい
パートナーと話し合いたい
子供と楽しみたい
家族旅行をしたい
職場の人間関係をよくしたい
同僚とアフターファイブを楽しみたい
管理職になって若い人を育てたい
イノベーションしたい
インターネットを深めたい
起業して社長になりたい
自由時間が欲しい
産んでくれた親に孝行したい
子供の結婚を祝いたい
空いた時間をボランティアに充てたい
退職までに安心できるお金を貯めたい
自利利他で愛情を注ぎたい
孫が生まれたら溺愛したい
写真と文章で自分史を作りたい
退職後にやりたいことをいっぱい作りたい
第二創業したい
地域社会の役に立ちたい
退屈しない趣味をいっぱい持ちたい
幸せの伝道者になりたい
自力で暮らせる五体満足でありたい
住屋と三度の食事に幸せと感謝
平穏な毎日が過ごせることに感謝したい
幸せだったと人生を終わりたい

良好な人間関係の構築で信頼できる組織を
◆企業人の幸せ人生設計 2017/3/8新発売
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2017/2/24

◆決め手は多能工・多能職でシェアリング

製造現場を見学すると、忙しく稼働しているラインと、休んでいる
遊休ラインがあります。プロセスの順を追うと、加工中のパーツが
溜っているポイントと、空状態の待ちポイントが目につきます。

プロセスのインプットからアウトプットまでのフローを俯瞰すると
流れの悪いプロセスで堰き止められ、全体の流れは、悪いプロセス
に落ち着くボトルネック状態に陥り、著しく生産性を落とします。

中小企業では人材不足が恒常化しているとはいえ、生産管理体制が
甘い現場をよく見かけます。製造業ではそれでも多能工化は進んで
いますが、サービス業における多能職化は手付かずのようです。

オフィスにおける事務職は定型業務が多いので、職務を細分化して
定義付ければ、多能職化が進むはずです。伝票処理、データ入力、
社内文書・社外文書の書類作成・伝達・保管などを定義します。

職務の細分化定義付けで多能職化を図り、部門横断的フレキシブル
に守備範囲を広げれば、職務ごとのワークシェアは可能になるので
局所的繁忙による残業を減らすことは可能になります。

◆働き方改革で偏りがちな過労働を無くす

社内の職場のあらゆる業務を洗い出して職務分掌を定義することは
働き方の基本ルールです。経営管理者、営業職、販売接客職、専門
職、一般事務職・作業職などの仕事を細目に渡り定義して下さい。

職務の難易度でポイントをつけ、何ができて何ができないか、社員
ごとに守備範囲を明確にします。多くの職務をこなす人ほど守備範
囲が広く、多能職多能工としてシェアリング能力が高くなります。

組織横断的にワークシェアできる仕組みを作れば、繁忙閑散の格差
が是正でき、全体最適で生産性が高まります。オフィスの事務職員
が工場のラインをヘルプするフレキシブルな体制を作って下さい。

職務分掌一例(総務・庶務)

管理者の情報収集、分析、資料作成、スケジュールの把握調整など
管理者の経費使途の調整、記録など
広報活動や重要会議の企画、立案、実施やマスコミ対応など
月次決算、四半期決算報告、年度経営計画発表会資料作成運営など
銀行通帳、社印、社長印、貸金庫など鍵、書類の保管と管理など
稟議書、申請書、契約書など標準書式の作成と登録、保管など
法令順守に基づく顧問弁護士・税理士・社保労務士に関連する事項
社内外文書の受信、発信、配布、その他通信処理事務など
事務消耗品、什器、備品の購買、営繕、管理、保管など
CI(コーポレイトアイデンティティ)の制定、実施、更新など
社用自動車の必要性調査、調達、管理、運用など
電話受付、来客受付、応対など
5Sとホウレンソウの徹底とカイゼン提案への積極参加など

管理者を育成するミドルアップダウン組織論
◆組織の再構築で経営活性化 2017/2/20新発売
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2017/2/24

◆転職で賃金が増えた、中高年の転職が増えた

求人市場は活発であり、アベノミクスの後押しもあって、争奪戦が
今後も続くことは間違いないでしょう。以前は転職で賃金が下がる
傾向でしたが、昨年の統計では+2ポイントに上がったようです。

新卒市場は70万人規模ですが転職市場は4倍の300万人を突破
しています。この値は成立した実績です。転職希望者は700万人
とも言われています。労働者の8人に1人の割合は脅威です。

唐突に突然「辞めさせて下さい」が現実になる割合です。辞められ
ては困るので賃金アップで止まらせる会社もあるそうですが、一旦
離職意志を固めた人を止める行為にはいささか疑問を感じます。

若年層の転職は頷けますが、45~54歳の転職者数が50万人も
いることは、受入側のキャリアニーズが高い証。大手も含めて管理
者不足は深刻なようです。全産業に共通する悩みでしょう。

世代で見ると就職氷河期に社会に出た人たちで、フリーターという
新語を誕生させた、無理して就職しなくても、働きたいときに働く
自由度を優先した人たちが多く、非正規が好まれた時代です。

結果として、この世代のベテラン管理職が少ないためにニーズが高
まっていることと、管理職の転職は、居心地相性が難しく、転職を
繰り返す頻度で50万人になっているとも考えられます。

◆管理職とは、人を管理して育てる職務

日本はまだまだ男社会で、人生の岐路、大厄の42歳で一人前だと
言われます。仕事と家庭を両立させ、喜怒哀楽、艱難辛苦の体験を
経たキャリアで、モノコトの正しい判断を示せる人格形成です。

人生という人それぞれの固有の道を認める多様性。管理者資質とは
人の多様性を認めた上で、個性と仕事の相性を選択肢から示唆しな
がら、やらせ、見守り、管理し、アドバイスする根気の繰り返し。

管理職の使命は人育てです。転職しても新たな風土に馴染めなけれ
ば失格です。自分の風土は通じません。多様性を認め、人と組織を
しっかり見極め、信頼の絆を作ることから始めて下さい。

企業風土は一朝一夕で変わるものではありません。管理者不在なら
内部昇格で管理者育成を図るほうが、結果として早道のように考え
ます。30歳から管理者研修を実施したいものです。

管理者を育成するミドルアップダウン組織論
◆組織の再構築で経営活性化 2017/2/20新発売
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2017/2/15

◆営業利益の出し方を社員に教えていますか?

儲からないと言いながら、社長は高級車に乗り、ゴルフ、会合宴会
で会社を空けることが多い。経理も公開されていないので、社員に
危機感はないし、儲からないという社長の言葉も信じていない。

経理公開しない経営計画の実現性は大いに疑問符が付く。売上目標
利益目標を高く掲げ、根拠もなく「頑張れ」と言われても面従腹背
でいつも通りの仕事をすれば、絵に描いた餅になることは必定。

売上至上の経営計画は、財務音痴の経営陣に多い。費用のダダ漏れ
が気にならないというよりは無知で、費用、つまりコストを、売上
の90%に抑えれば、売上高営業利益率は10%確保できる。

つまり財務の評価は利益の創出。本業の利益である営業利益が最重
要財務指標であることを肝に銘じてほしい。簡単な足し算引き算。
営業利益=売上高-(変動費+固定費)

変動費の低減要素 仕入価格、外注価格、在庫適正化など
固定費の低減要素 人件費、地代家賃、通信費、減価償却など

例えば1億円の売上で10%低減すれば1千万円の利益が創出でき
る。1%でも100万円の利益。この利益を創出する条件は、社員
に営業利益の創出法を教えることです。驚くほど社員は無知です。

◆経理未公開では社員の集合知協力は得られない

経理未公開企業は家業であり財務を私物化している。小規模企業の
成長を妨げている大きな原因で、社員の主体的な益出し努力がない
ために低迷する。家業からワンランクアップの企業を目指す。

「経理公開すると、社長の報酬が分かってしまう」
社長の報酬が高ければ、幹部候補を目指す社員が増えるはず。
「社長報酬はどれぐらいが適当でしょう?」
一般論で言えば平均年俸の5倍程度、稼いでいれば10倍もあり。

◆営業利益率10%確保への業務改革
1.経理公開して営業利益の創出法を全社員に周知徹底する
2.会計業務は日次集計を基本として「入りより出を少なくする」
3.固定費は少額費用に関しても上司承認制としてムダを撲滅する
4.人件費に関わる残業は申請制度を設けて労働時間の短縮を図る
5.変動費は粗利に直接貢献するので購買在庫管理部門の奮起を促す
6.月次決算会議を開催して精査し健全キャッシュフローを確実確保

◆安定黒字化への速攻財務戦略エクセルソフト
2017/2/11新発売
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2017/2/8

◆ムダなお仕事を断捨離する

大手企業の要望で業務改革のためにバランススコアカード導入研修
をやりました。初日は理論と課題解決への導入法、二日目は実施へ
のアクションプランの作成とロープレ検証で締めました。

アクションプランで部門間のダブリが露見。企画開発は新店舗開拓
から投入設備・備品・販売品、人材募集・教育、販促を経て開店に
漕ぎ着けますが、その後の運営にも拘わって切り離しが悪い。

店舗運営本部は新店舗が確定すると、企画開発との打合せが始まり
開店に協力し以後の運営を指揮管理しますが、企画開発が口を出す
ため、現場の店長はダブルスタンダードに混乱します。

企画開発部と店舗運営本部の業務の守備範囲は、新店開拓以外ほぼ
同じです。単純に業務で割れば、企画開発は新店開拓と企画だけに
絞れます。投入品(設備~人材)や運営は店舗運営本部の従来業務。

業務プロセスのフローチャートを作り、業務分掌を明確にする。
企画開発部  新店舗開拓契約、事業計画、企画販促、開店協力
店舗運営本部 投入品準備、人材募集教育、開店、運営指揮管理

これで企画開発の業務は半減します。40名の人材は半分で充分で
す。店舗運営本部は従来の業務能力範囲で開店にあたって業務量が
少し増えるだけです。現場店長もベクトルが収束できます。

大手企業組織はヨコ串の風通しが悪く、業務のダブリに気が付かな
いことが多い。なぜ、こんなムダに気付かないか。原因は業務分掌
が細目に渡り明確にされていないことと「見えない化」です。

◆ムダの象徴は膨大な不要資料

毎日提出する日報のムダ。部下が10人いれば10枚の日報が毎日
届き、読んで相談も発生する。1週間で50枚。真面目な上司は過
労になる。不真面目な上司は50枚が平積みになり放置される。

日報は個人管理に任せ、週末に週報としてA四書式1枚で提出させ
れば、上司のホウレンソウは1/5に減る。この紙資料をデータ化
して共有できれば、業務はさらに活性化できるはずです。

経営計画発表会で数十枚の計画書が全社員に配布される。財務諸表
の詳細なデータは大多数が理解できない。会場の理解をよそに朗々
とスクリーンを見ながら読み上げ、シャンシャンで閉会する。

全社員に納得させたいなら、A4版1枚に凝縮して、彼らに分かる
資料を作るべきです。経営陣には数十枚必要でも、中間管理者なら
ダイジェスト版5枚で済むはずです。能力に合わせることです。

氾濫する資料の8割は不要です。これが業務に支障をきたしている
ことを認識すべきです。資料とは、作る時間、読んで理解する時間
返事する時間の(三つ×関わる人数)を考えて下さい。

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2017/2/1

◆やるべきことを後回しにする悪い習慣

採算性が悪化しているのに、現状の多忙に追われて対策を後回しに
する。正の経営は右肩上がりに資源が増えますが、負の経営は右肩
下がりになり放置すれば先細りして再生が困難になります。

現在は何とか採算を維持しているが次なるヒット商品がない。新た
な製品や事業を考えないと未来がない。そう思いつつ手が付かずに
気が付けば一年が過ぎる。光陰矢のごとしのスピード時代です。

何とかしようとする思いはあっても、具体案が作れないと動くこと
はできません。ありたい目標値を定め、それを叶える方策を見つけ
れば行動に移せます。放置は退化することを認識すべきです。

キリのいい来季から始めよう。ノンキな人です。足元に火が点いて
いても感じない鈍感な楽天家は案外多いものです。思い立ったが吉
日で、今すぐ始めるべきでしょう。

◆学校時代の時間割習慣を忘れていませんか

仕事を三つに大別してみると、やることが見える化します。
1. 直接業務 生産性に貢献する本来の業務
2. 間接業務 生産性に貢献しない会議、資料、雑務等の業務
3. 挑戦業務 未来資源を創出する能力、変革、創造努力の業務

時間割は組織層や職務で異なります。1:2:3=7:2:1など
のように能力や職務に合わせて時間割調整して下さい。日報を記録
することで時間比率が分かります。働き方改革の1丁目1番地。

1.直接業務は生産性の向上に努力し集合知で30%短縮を目指す
2.間接業務は生産性阻害要因なので徹底的に廃止・低減を図る
3.挑戦業務は提案制度を導入しプロジェクトでPDCAを回す

節度ある目標管理体制を組織に根付かせることです。決して難しい
ことではなく、面倒臭いと思うからできないのです。やれば必ず成
果が出ることを信じて、継続させる根気を持つことです。

全社員の意識改革とモチベーションアップで、社員よし、顧客よし
会社よしの三方よしを図って下さい。

↓ 私が進めているアクションプラン研修もお考えください。
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◆長寿企業はカイゼン大好き
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2017/1/25

◆生産性で財務の好循環を図る

生産性とは、より少ない労働力と投入物(材料・設備等)で、より
多くの付加価値を産み出すという考え方から生まれた概念です。
財務的には、より少ないコストで、より多い利益を作ることです。

生産性の向上が持続成長の切札であることは確かですが、何から手
を付ければいいか、それが問題です。付加価値とは何か、コストと
は何かを具体的に洗い出し、理解することが大切です。

◆付加価値とは

アウトプットされた価値からインプットされたコストを引いたもの
が付加価値です。人材能力が高く生産設備力が高ければ、付加価値
も連動してアップし生産性も良くなりす。

付加価値額は業種によって異なりますが以下のように算出します。
製造業
付加価値(加工高)=売上高-(材料費+買入部品費+外注工賃)
建設業
付加価値(加工高)=完工工事高-(材料・部品費+外注費)
卸売・小売業
付加価値(粗利益)=売上高-売上原価

精度を高めるためには、設備の減価償却費も算入したいものです。

◆付加価値に関わる要素を洗い出す

付加価値を高めるためには、マイナス要因を整理することから初め
て下さい。フレームワークでひとつずつ解決することです。

労働生産性/生産従事者の技能処理能力を磨きリードタイムを短縮
することで高まります。準備、片付け、プロセス間のデッドタイム
など、一分一秒を削る意識改革の集合知でかなり効果が出ます。

設備生産性/生産性を高める設備投資、生産技術、生産管理により
リードタイムを短縮し生産能力を高めます。ちょっとした治具を考
えたり、モノの動きを少なくする工夫。稼働率も問題です。

その他/材料、部品、外注など調達品の仕入価格低減努力と「在庫
は悪」とする不良在庫、最適化へのあらゆる手を打つべきです。購
買は常に真剣勝負で価格交渉力を高めることです。

間接業務時間が生産性を著しく阻害しています。ミス・ロス・ムダ
を徹底的に排除して下さい。2S(整理整頓)の徹底。整理は「捨
てる」、整頓は「探す時間の排除」で個人、組織のムダを絶つ。

会議やミーティングは非生産時間です。効果のない会議を排し会議
時間の短縮に知恵を絞って下さい。情報化時代になり、資料が無秩
序に氾濫し、業務を妨害しています。これも大問題です。

◆時間当り生産性が企業実力

時間当り生産性=付加価値額÷全従業員総労働時間

コツコツの努力を組織に風土化するアイテムをご提案します。
日々の習慣化で変革を促すオススメ本

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2017/1/11

◆生産性の向上が働き方改革を推し進める

長時間労働を是正するためだけの働き方改革では解決しない。労働
時間を短縮すれば生産量は減り、企業生命の売上が落ちる。労働者
にとっても残業代で家計を守る人には致命的な決断を強いられる。

労働時間を短縮し、企業収益が上り、賃金もアップする。そういう
理想的な働き方改革を成し遂げるためには、生産性の向上が切り札
になる。この生産性を経営計画に掲げていない企業が実に多い。

生産性は単純な計算式なので、計画目標の重要指標とすべきです。
1人当り売上高=売上高÷総従業員数(社長役員も含む)
1人当り付加価値額=売上総利益(粗利)÷総従業員労働時間

1人当り付加価値額は時間当りで世界的統計データがあります。
2013年データでは日本41.3$、アメリカ65.7$、ノルウェー87$。
先進七カ国でビリッケツ。トップノルウェーの半分以下です。

欧州と日本の働き方で、どこが異なるか、何が違うか。基本的には
職務別のやるべき業務が明確に定義されている。昔からの徒弟制度
から展開した職業訓練資格制度が職種別に整備されている。

同一労働同一賃金を国は提唱していますが、同一労働にも厳密には
品質の善し悪し、処理時間の長短があり、公平な評価基準を設けて
賃金に反映すべきです。国の提唱は具体的指針無き理想論です。

◆生産性向上への業務改革

業務改革への造反者は組織の9割です。改革を素直に受け入れる人
は稀な存在であり、頓挫する業革推進派が多いため、日本の経営は
停滞しています。業革を断行する執念のリーダーが望まれます。

業革リーダー資質とは、ステークホルダーの信頼の上の統率管理力
でしょう。直ぐやる、必ずやる、出来るまでやる、コツコツの根気
と執念の持ち主です。飽きっぽい資質では決してできません。

生産性向上への取り組みは日々の習慣が基本で、毎月集計分析して
1年で成果を確認する繰り返しです。ノルウェーが目標なら、生産
性向上の余地は2倍もあります。何年で200%を達成しますか。

◆カンタン業務改革はカイゼン提案制度

改革や変革とは、今までやっていない仕組みの導入が手っ取り早く
成果を出します。カイゼン提案は「やったことがある」企業は多い
ですが、継続できない企業がほとんどです。

継続できない組織のほとんどは制度が定義されていません。難しい
ことではなく、制度の概要、提案書式の標準化、審査方法、評価基
準を決めておけば継続するし、成果も上がるはずです。

生産性向上へのカイゼン提案制度を立ち上げることです。
業革リーダーを委員長に委員会を設置してコツコツ生産性を向上さ
せてください。最初の1年は30%アップを目標にしてください。

コツコツの努力を組織に風土化するアイテムをご提案します。
◆新年に贈る新刊です。日々の習慣化で変革を促すオススメ本

1. 長寿企業はカイゼン大好き
全社員参画でカイゼン活動を定着させ人材育成を図る
作業の効率化、ムダな業務の排除などで生産性を向上する
3. 備忘録「アンタの日記」
日報は、いつ、どんな仕事をしたか、業務の成果を記録すること
1日の遂行業務をたった5分で記録する日報で人と会社を育てる
4. スピードアップ仕事術
日本の生産性はなぜ悪いか。真面目な日本人には不本意な結果
問題は時間観念の乏しさにあり要領の悪さとムダな仕事の氾濫

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2017/1/11

◆賢い社長は三つの戦略を同時に進める

会社を存続させるためには、常に三つの戦略戦術を同時進行させな
ければならない。一は基本条件で黒字体質を維持させること。二は
現業の生産性を向上させること。三は未来の収益源を創ること。

赤字体質を放置して、未来戦略に資金を注ぎ込む社長は最も危険な
存在です。生産性の向上に疎い、知恵を出し合わない組織は成長し
ません。次世代の事業を創出できない会社に未来はありません。

年初の戦略・計画を立てるときは、この三つを基軸として「何を確
実にやるか」の具体的な検討をすることが大切です。新年にあたり
コツコツ実行努力、忍耐力をご提案します。「急がば回れ」です。

◆1. 黒字体質の維持

現状が赤字であれば、即刻黒字化させることです。絶対に放置せず
三カ月以内に断行して下さい。「無理」の言い訳は社長資質がない
ということです。赤字には赤い血を出す覚悟が社長資質です。

黒字だから良しというものでもありません。トントンや少しの黒字
では不安が残ります。目標は経常利益20%。具体的な数字を掲げ
て、粗利と営業利益を月次決算で検証しコツコツ増やすことです。

変動費を切り詰めれば粗利は増えます。固定費を切り詰めれば営業
利益は上増しできます。入金より出金を制すセンスを磨くことで財
務体質は改善されます。質素倹約に努めることは経営の美徳です。

◆2. 生産性の向上

優秀な人材でなくても、普通の人でもコツコツの努力で向上するの
が生産性です。日本の時間当り生産性は4千円で、世界のトップ国
の半分しかありません。逆に考えれば2倍の余地があります。

時間当り4千円は1分で67円です。1分を削る価値を考えるべき
です。1日8時間労働で8分533円、1年365日で20万円近
くの価値、すなわち利益を生み出します。これが1分の重さです。

実際には1年365日働いていませんが、短い1分でも1年で計算
すると膨大な数字になります。10人の組織であれば200万円の
の利益です。労働分配率50%では2倍の400万円になります。

1分を削る価値の大切さを組織に認識させて下さい。組織の集合知
で時間短縮を図るには、カイゼン提案制度が有効です。コツコツの
努力で提案を採用しヨコテンし、1分ずつ短縮することです。

生産性の向上は、労働時間の短縮と収益性に貢献するダブル効果が
期待できます。時間当り生産性(付加価値額)を4千円から5千円
に上げることで、経営は俄然おもしろくなってきます。

◆3. 未来の収益源の創出に挑戦

どんな事業も寿命(ライフサイクル)があります。未来への健全な
持続性を保つためには、3~5年に新たな収益源を創るべきでしょ
う。新製品、新事業にチャレンジする仕組みを作ることです。

組織にアイデアを募り、審査して可能性の高いものはプロジェクト
を立ち上げて試行することです。資金力のない中小企業でも、1年
に一つ、二つは試みることです。これもコツコツの努力です。

プロジェクトの期限は一年以内として決断します。三年間続ければ
一つは有効な収益源が見つかります。ただし、マーケティング知識
を身につけることです。決して難しいことではありません。

発想はポジティブに、管理はネガティブに。リスク管理を怠ること
は許されません。行け行けドンドンになり過ぎない。ネガティブに
なり過ぎると決断力が鈍ります。成功確率は2:8の経験則です。

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2. 勝利の戦略に導くSWОT分析
やみくもにSWОTを洗い出すことはムダの浪費です
SWОT分析目的は、どんな戦略が成り立つかを見極めること
3. 備忘録「アンタの日記」
日報は、いつ、どんな仕事をしたか、業務の成果を記録すること
1日の遂行業務をたった5分で記録する日報で人と会社を育てる
4. スピードアップ仕事術
日本の生産性はなぜ悪いか。真面目な日本人には不本意な結果
問題は時間観念の乏しさにあり要領の悪さとムダな仕事の氾濫
5. 成功を決める市場規模?
あなたのビジネスは増収余地があるか? 新製品は成功するか?
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2017/1/4

◆新年明けましておめでとうございます

私がメルマガを書き始めてから14年が過ぎました。丁度60才の
ときからです。今年は74才になります。後期高齢者と呼ばれる年
が来年に控えています。まだまだ元気。いつまで続けられるか。

日本人の平均寿命は女性87.05歳、男性80.79歳で毎年長寿更新され
ています。せめて平均寿命は全うしたいものですが、健康であるこ
とが前提で、手足の自由を奪われたら行動は著しく制限されます。

日常的・継続的な医療介護に依存しないで自分の心身で生命維持し
自立した生活ができる生存期間のことを健康寿命といい、WHOで
提唱された概念です。日本は女性74.21歳、男性71.19歳です。

私は無難に健康寿命を更新できています。休肝日もなく酒は呑み続
けていますし、20歳から煙草も吸い続けています。今更、習慣を
変えることは、かえって変調を来たす恐れがあるのでしません。

不良老人と思われる読者もいるでしょう。確かに幸運かも知れませ
んが、私自身30歳の結婚を機に太らない食習慣だけは守り続けて
います。57キロの体重は4%以内の変動で収まっています。

28歳で起業し、事業継承を終えるまでには幾多の艱難辛苦を味わ
いました。それでも40台に人間関係の哲学心理学から学び悟った
ストレスフリーに導けたことが以後の人生の糧になっています。

◆健康寿命のライフプラン

経営者の平均年齢は60歳です。事業継承しても人生は続きます。
少なくとも健康寿命までを見通したライフプランは立てておきたい
ものです。生きる価値と幸福と責任を三位一体で考えたい。

50歳になったら健康寿命のライフプランを考えて下さい。
私も改めて平均寿命までのライフプランを立てることにします。
新年に当たって、具体的な未来を見通して下さい。

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