社長力とは

社長力とは、知力、体力、胆力をベースとした展開力である

社長力とは、自らの向上心で鍛えた、知力、体力、胆力がベースです。知力を知恵に変える創造力、知恵を行動に移す健全な体力、進む道にはだかる障害を乗り越える胆力の総合力で決まります。社長の使命は企業を持続成長させることです。バランスのとれた社長力を磨いて下さい。

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以上に掲げる１０ワードで、持ち合わせない資質を他から採り入れる力も社長力です。あなたはいくつのパワーを持っていますか。ある、ない、の１０点満点で自己評価して下さい。

１０ワードの社長力解説
1.財務力を高める増収増益の稼ぎ方と貯め方を知っている
　　赤字を二年、三年続ける人は稼ぎ方を知らない人。財務知力と執念の胆力不足。
2.現在と未来のカネの使い道に長けている
　　今を戦う攻めの予算の潔い決断力。未来を遠望し確信投資できる資金の捻出力。
3.ワクワクするビジョンを掲げ熱く語り全社で共有している
　　全社員が未来の夢にベクトルを合わせているか。モチベーションを高く維持しているか。
4.定めた目的を射止める戦略立案力がある
　　トップは五つの戦略プランを持ち温め、チャンス到来を待ち構える姿勢を怠らない。
5.経営計画と行動計画を一対にした組織管理を統率している
　　人心を掌握し、計画に沿った一糸乱れぬ行動を統率指導管理するマネジメント能力。
6.ゴール目標を必達する問題解決力を組織に風土化している
　　カイゼン活動のＰＤＷ高速循環の風土化は、忍耐強いリーダーシップ能力である。
7.潜在成長力を掘り起こす三現主義で現場と密着している
　　面従腹背の現場がある限り、計画は水泡に帰す。頭デッカチの現場知らずは四面楚歌。
8.未来を担う経営管理人材の育成に努めている
　　時代の推移と社会の変化に対応できる次世代幹部の育成を怠ると組織は化石化する。
9.安定を求めず変革に挑戦する体制を整備し努力で全うしている
　　現状に甘えることなく、ビジョンとハードワークを善しとするイノベーション風土。
10.幸せを分かち合う自利利他の広い教養心を備えている
　　信頼に値する人格に人は集まり、誠実に値する人格に人は素直になる、最上の人間性。

平均寿命２０年といわれる日本の企業。３０歳で起業しても５０歳で寿命となると、後の人生は真っ暗闇です。しかし、世界の中でも日本は長寿企業が多く、１００年企業が３万社近くあるそうです。儒教から学んだ道徳心が企業家の根底にあることは確かです。企業経営を理念経営に昇華できる企業は長生きできるようです。幸せを分ち合う自利利他の心が延々と引き継がれているからでしょう。

ＢＳＣ経営塾基本方針

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