8月の伊吹山 カメラ片手の山歩き

伊吹山でボランティアガイド
2010年8月8日

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山頂、シモツケソウ・メタカラコウ・シシウドの赤黄白三段咲き


ルリトラノオ・コオニユリ・シュロソウ・イブキフウロ


●2010年8月8日
伊吹山もりびとの会
山頂ボランティアガイド
さすがにスゴイ人出。ドライブウエイ駐車場から30分も歩くと山頂に着ける気軽さから、子供から中高年まで、老若男女が所狭しと憩っている。伊吹名物の霧が淡く流れて、心地良いガイド日和である。

夏休み入りの日曜は、朝から名神一宮付近が渋滞し、待ち合わせ時間に滑り込みセーフ。伊吹山ドライブウエイが発行する通行証で料金所をパスし、山頂駐車場に10時着。山頂の日本武尊前に11時集合で三々五々、西遊歩道に入った。

伊吹山もりびとの会の緑の腕章をつけて歩く。登山客が「この花はランですか」と尋ねてくる。「ランではありません。ユリ科でシュロソウといいます」と応える。「お花の観察ガイドをしています。11時に山頂に集まってください」。と声をかけながら歩く。

11時から自然観察会が始まる。スピーカで呼び掛け、5分ほど伊吹山の成り立ちを説明してから、二班に別れ、東遊歩道と西遊歩道のお花の無料ガイドが始まる。約30分ほど説明しながら歩いて、再び山頂に引き返す。

この時期に山頂一帯に咲く花は、シモツケソウ、メタカラコウ、シシウド、ミヤマコアザミ、コオニユリ、カワラナデシコ、キリンソウ、イワアカバナ、キヌタソウ、トモエソウ、ルリトラノオ、ツリガネニンジン、イブキジャコウソウなどなど。

10日前に来たときから比べると、ヤマアジサイ、シモツケ、ハクサンフウロ、クガイソウ、キンバイソウ、キバナカワラマツバは少なくなっている。ワレモコウが咲き始めているので、秋の花は近い。サラシナショウマで白く染まるには、まだ二週間はかかるだろう。

仲間と山頂で昼食をとり、下山する客を誘導しながら花のガイドで駐車場まで戻った。

この歳になると花の名前を忘れてしまうので、ガイド役は忘れないための特効薬である。お花好きな方は、伊吹山もりびとの会にご参加ください。お花博士がたくさんいます。気さくな人たちばかりですよ。

★⇒伊吹山もりびとの会ウェブサイト



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