大平街道の自然 カメラ片手の山歩き

大平街道の自然

2011年5月15日

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コガネネコノメソウ・タケシマラン



エンレイソウとシロバナエンレイソウ
この地域は両者の北限であり南限のようだ。両者が仲良く咲いている。


県民の森から夏焼山を周回した。その伊那側に廃村となった大平宿がある。ソクラソウが咲いていた。


●2011年5月15日 大平街道

中山道の妻籠と三州街道(伊那街道)を結ぶ江戸時代に開かれた木曽峠(標高1358m)を越える街道である。飯田から県道8号線をドライブし、途中、廃村となった大平宿を散策の後、県民の森に入った。

今日の目的は山菜。管理小屋前の板道から山に入ると、すぐにワラビやゼンマイが目に飛び込んでくる。ミツバツツジやタムシバの明るい山路に咲きたてのエンレイソウが群生している。シロバナも多い。ふたつが混在するのは珍しい。

うれしいことにタラノメも発見。手袋をはめて慎重に摘む。小さな新芽は天ぷらがお似合い。今夜の酒の肴があちこちに。西側から尾根道に上り、夏焼山までゆっくり1時間。ここで南木曽岳や御岳の展望を楽しみながら昼食をとり、東に延びる尾根道から沢に入り周回した。

軽く2時間の山歩きは、山菜採りと森林浴。帰路は妻籠経由で中津川から高速に入った。



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