鈴鹿・鎌ヶ岳 カメラ片手の山歩き

鈴鹿・鎌ヶ岳(1161m)

2011年11月13日

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長石尾根から雲母峰を望む


鈴鹿ロープウェイ・御在所岳・長石谷の滝



長石尾根から山頂を望む・鎌ヶ岳山頂

●2011年11月13日
07:30 鈴鹿スカイラインP
07:45 長石谷登山口
08:30 弥一ヶ岳(802.2m)
09:35 鎌ヶ岳山頂(1161m)
10:10 長石谷源頭、食事休憩
11:55 長石谷登山口
12:10 駐車場
右写真は長石谷入口。

鈴鹿スカイライン沿いの路肩違法駐車をパトカー二台で監視勧告している。何とかスペースを見つけて駐車。

久し振りに登る鎌ヶ岳。長石谷をつめて岳峠から山頂を目指す積もりだったが、堰堤上でルートに迷い、尾根筋に出てしまった。登りは尾根ルート、下りは沢ルートに変更して尾根を辿ることにした。

勾配はきつくないが、ほぼ登りの連続で高度を上げる。静かな尾根で出会う人は少ない。途中、二組のペアを追い越した。最近の鈴鹿は足腰のトレーニングのため、単独行動が多い。樹林の間から御在所岳がうかがえる。せわしなくロープウェイが上下している。

弥一ヶ岳を越えると一旦下り、岩場やガレ場が現れる。三つ口谷からのルートを合わせる。にぎやかな三人組に道を譲り、軽く朝食を取って時間を空けたが直ぐに追いついた。生年問答を受けたが、リーダーは七歳上の先輩だった。「元気ですね」の言葉で追い越し、最後の急登を一気によじる。

武平峠や滋賀県側からの登山者で、狭い山頂はいっぱい。水を補給し休むことなく縦走路を下り、岳峠から長石谷に入る。源頭のゴロゴロした岩を伝い下り、水流の現れる場所を見つけて腰を下ろす。お湯を沸かしてヌードルを食べ、コーヒーを飲む。自然の中での心地いい時の経過。

長石谷は一般のハイキングルートではない。沢登りの経験がない人は、入るべきではない。鈴鹿の遭難が時々伝わる。この日も年配のカップルとすれ違った。「この先はどこに出ますか?」。論外である。

慎重に下ったが、ルートファインディングを見誤ることが多い。右岸、左岸の渡渉の繰り返しも多く、高巻きルートは枯葉で隠れている。最大の問題は、鈴鹿の沢は崩落が多く、地形が変化することだろう。


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