みずがき山 デジカメ山野草トレッキング

瑞牆山
みずがきやま 2230m 2007.5.4 

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瑞牆山は針葉樹林の中に見え隠れする


瑞牆山頂の眺め
人気の山頂には100人を越える登山者。
稜線続きの金峰山は雪に輝いている。


瑞牆山荘前の登山口・富士見平・大鑢岩を見上げる登路


大鑢岩(おおやすりいわ)ロッククライミング

高みの見物、いやはや下見の見物もできました。


山名 瑞牆山 みずがきやま
標高 2230m
所在地 山梨県須玉
登山日 2007年5月4日
天気 晴れ
メンバー 4人
コースタイム
07:40 瑞牆山荘登山口
08:30 富士見平
09:05 天鳥川源頭
10:15 バテ休憩
11:20 瑞牆山頂/12:05
14:35 富士見平
15:10 瑞牆山荘登山口
コースタイムは鈍行です。平均歩程は登り3時間、下り2時間が目安。

関東では超人気の山で、僕自身、40年ぶりの再訪である。さすがに名古屋からの日帰りはきついので、蓼科滞在中の1日を充てて登ることにした。

瑞牆山荘登山口の駐車場はすでに満車状態で、さすがに人気の高さを物語っている。トイレを済ませて山荘前から登る。まだ春には早いホウキになったままの明るい二次林の中をゆるやかに登って行く。ミズナラ、シラカバ、カラマツの落葉樹林帯が広がっている。山野草は芽吹いていない。ひんやり冷気に小鳥のさえずり。足裏にやさしい枯葉のルートは、まだ朝早いというのに人影が交錯する。ゆっくり歩くことを指示してしんがりを歩く。気持ちのいい落ち葉の道は疲れることもなく富士見平に導く。テントの花が咲き、小屋の屋根から朝食の煙が上がっている。春霞の富士山が微かに望まれる。

小屋を右にとれば金峰山、左にとれば瑞牆山。
瑞牆山へは、飯盛山の西斜面に広がる針葉樹林をトラバースして、一旦は天鳥川源頭近くまで下り、沢を渡り返してひたすら北へ一直線に登ることになる。トラバースルートは一転、暗い森の中を歩く。小さなアップダウンを繰り返す。梢の間から瑞牆山の岩峰群が見え隠れ。一気に50mほど下ると沢を渡り、休憩場所には都合のいいベンチが据えられている。ここから山頂までは400mの標高差。このルートの最もエネルギーを消耗する森と岩の急登が待っている。ここで軽く食物補給の休息をとる。

梯子やフィックスロープに助けられ、傾斜のきつい登りが続く。鈍行パーティーは急がない。後続に道を譲りながらゆっくり歩く。100人は下らない今朝の登山者に道を譲る頃、大鑢岩の基部にたどり着いた。ここでバテ休をとる。クライマーが大鑢岩取り付きテラスに点景となっている。写真にはおもしろい構図になりそうだ。最後の登りに汗をかき、やっとの思いで稜線に出た。稜風が心地いい。山頂へは北斜面から回り込むが、残雪の凍結と固定ロープ場所で大渋滞。メンバーにアイゼンを装着させる。

登る人たち、降りる人たちの交通整理が難しい。ついつい口が出る。「10人単位ぐらいで譲り合いましょう」。順番を待って我々のパーティーもやっとで登る。一難過ぎてまた一難。もう一箇所の凍結場所。ここは左のシャクナゲ帯を分け入ってルートを作り、パーティを登らせて山頂にたどり着いた。東に金峰山の奥秩父山塊が広がり、その右にうっすら富士山が浮かぶ。右に目を移すと鳳凰三山から南アルプス主峰の北岳、甲斐駒が連なり、八ヶ岳へとパノラマが広がる。

山頂の混雑は予想以上。それでも気分のいい場所を陣取って昼食時間を心いくまで楽しんだ。素晴らしい山頂には人も集まる。五時間程度で味わえる手頃な山。人気のイワレは当然である。下山もゆっくり慎重に下りることを指示。事故は下りに多い。