えびねの森・足助【エビネ】 デジカメ山野草トレッキング

えびねの森・足助
2007年5月19日
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ベニバナヤマシャクヤク
ボタン科ボタン属
花弁は淡紅色。柱頭はやや長く強く外曲。葉裏は普通有毛。
ヤマシャクヤクより開花が一ヶ月遅い。

ラン科の野草

エビネ・キエビネ

ヨウラクラン・ハラン・セッコク


ハンショウヅル・クロバナフウロソウ(外来種)

タニギキョウ・ユキノシタ・ハナミョウガ・ヤグルマソウ


2007年5月19日
えびねの森
愛知県豊田市東川端町川合家。
三州街道足助の香嵐渓を過ぎてすぐ右折し県道420号に入る。巴川沿いに3Km走って右折、橋を渡って左折、右側の民家を頼りに右に上がれば行き止まりの家が川合さんの家。
ベニバナヤマシャクヤクがいつもの色と違うらしい。僕も初めて見るので分からないが、図鑑では花弁全体が淡紅色。ネットで調べて見たら、いくつかは写真のように部分的に薄く色づくものもあった。今までに見たヤマシャクヤクは純白か淡いクリーム色で紅をさすものはなかったので間違いないだろう。ここでは一ヶ月前にヤマシャクヤクが開花したので、時期的にも合っている。これぐらいの色づきのほうが絵になって美しいと思う。

あきらめていたハラン。帰りがけに問いかけて見たら、何と裏山の竹薮の暗がりに咲いているという。枯れ葉に埋もれていて、彼女も気がつかなかったらしい。山野草に詳しい人たちが訪ねてくる。四月末に訪ねたときに、お茶を飲みながらお話した豊田の先生が、セッコクの株を持ってきてくれたという。見事に花を咲かせている。珍しい寄生のヨウラクランにも出会えた。エビネは別として、この時期はランから目を離せない。

クロバナフウロソウは図鑑にない。外来の園芸種だろうか。暇を見つけて調べて見よう。軽く近場の山を歩くつもりだったが、いつの間にか三時間。山に登る時間がなくなった。