名古屋弁 |
解説 |
あらすか |
海の向こうのアラスカとは違う。「無い」の意。「なんにもあらすか」→ 一文無し。 |
いこみゃあ |
行こまいが訛って、行こみゃあと発音。一緒に行こう。お二人のターミナルへの合言葉。 |
いりゃあ |
節分の豆を煎る(いる)ことではない。うちへいりゃあ→ 家においで。若い人のナンパ言葉。 |
おそぎゃあ |
遅いがね、と間違えないこと。怖いことで、「おそがい」とも言う。 |
おみゃーさん |
お前さんの訛り。夜の街では、こんな言葉の誘いにご用心。「おみゃあさん、寄ってりゃあ」 |
こっすい |
骨水。スープの出汁と思う人はいないだろう。「こっすいヤツだ」→支払い時の財布忘れ人。 |
こぎる |
私は何を買うにも値段交渉する名古屋人。こぎる、つまり値切ることは地場商魂の表れ。 |
こそばいい |
くすぐったい感覚の表現。気持ちいい感覚に通じるベッドシーンに使う。? |
しよみゃあ |
しよう+まい、しよまい、の訛り。一緒に遊ぶ、行為をするときの働きかけ。 |
たーけ |
豊臣秀吉、幼少のあだ名。たわけ、ばか、あほ、まぬけ、言い方いろいろ。 |
だましかる |
騙す、だますと間違えないこと。「黙秘権」の法政界専門用語と解釈している。 |
だだくさ |
「だだくさにしない」。親によく注意されたので、注釈は避けたい。 |
ちゃっと |
インターネットのチャットの語源。直ぐ、即、至急を意味する。 |
ちょーらかす |
詐欺師仲間の慣用句。ヨーロッパスリ界の流行語「ヤポーン、ちょーらかすのカンタン」 |
ちょうすいとる |
腸吸い取る、腸水取る、パソコンの変換がおかしい。威張る国会議員をたしなめる罵言。 |
ちょこっと |
「ちょこっと待っとって」と携帯電話。1時間も待たされて「ちょこっと?」を怒れない彼が多くなった。 |
とろくせゃあ |
夏目雅子の啖呵を切る台本から、なぜか抹殺された。馬鹿げた言動への反論感嘆句。 |
どえりゃあ |
死語化した「チョー○×」に代わって、今年の流行語は、どえりゃあの短縮形「デリャー」になる。 |
ドベ |
コンプレックスを助長させるのでコメントを差し控える。 |
ねぶる |
「濡れた唇をねぶる」。こんなタイトルの小説か映画、誰か作ってくれん? |
ばんげ |
あさげ、ゆうげに次ぐ、○×園の新製品「ばんげ」。呑兵衛亭主、ご帰館時の冷遇即席晩めし。 |
ほかる |
今年のゴミ環境標語は「ほかるなゴミ、ほかるな亭主」。奥さん、旦那を見捨てんように。 |
まわし |
早大のパーティ事件の意味とは違う。名古屋人で分からない人はご連絡を。 |