丹沢の思いで
素人登山からトレーニングゲレンデ

丹沢は月に一度は訪れた山

1963.12.30〜1964.1.2
秦野→簑毛→塔ヶ岳→丹沢山→蛭ヶ岳
→檜洞丸→箒沢→中川温泉→山北

この時から正月に故郷へ帰ることがなくなった。サラリーマンにとって正月休みは何か行動を起こすには、貴重な連休だった。川崎に出て2年目の冬。社員寮は人っ子一人いなくなる。誰かと一緒にと、誘ってみても、同行者は見つからず、結局カメラ片手に一人旅。上の写真は蛭ヶ岳の夕暮れ時に押さえたものである。


1964.1.11〜12
渋沢→大倉→塔ヶ岳→丹沢山→蛭ヶ岳
原小屋→東野

土曜日、会社から帰って用意し、僚友の本田君と出かける。
南武線・矢向駅から登戸で小田急に乗換、渋沢で降り、バスで大倉へ。要するに徹夜登山である。電算機の設計、試作という仕事がら徹夜には慣れっこである。ヘッドライトをスイッチオンしてイザ登山。バカ尾根の夜の登りはさすがにきつい。丹沢山から蛭ヶ岳にかけては沢からの寒風が強烈に吹き上げて飛ばされそう。写真のようにエビのしっぽで想像がつく。原小屋近くでホエーブスを取り出し、雑煮とラーメンで暖かい昼食を取った後、北の東野から下山した。
記憶が定かではないので、間違えているところがあるとは思う。

1964.3.29
渋沢→二股→鍋割→塔ヶ岳→丹沢山→三峰→宮ヶ瀬
誰と一緒に行ったか記憶なし。ただし、一日で20Km以上歩いたのではと思う。強行軍で足が棒になったことを憶えている。

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