北八ヶ岳・高見石・中山 下の名前をクリックして下さい。

●苔の森
●オオバグサ
●水草模様
●白駒池
●夏雲湧く白駒池
●シャクナゲ
●ワタスゲ
●ツマトリソウ
●タカネニガナ
●ゴゼンタチバナ
●ハイマツ
●ずぅっと森の中

先週土曜日、友人の河原夫妻と4人で蓼科へ向かいました。突然の予約がOKで、東急蓼科ハーヴェストへ泊まることにしました。PM2時半に中央道・阿智SAで待ち合わせて、4時前にホテル着。部屋に荷物を置いて、車一台で女神湖へ。湿原の板道を歩きながら湖畔を散策後、明日に備えて焼き肉屋で乾杯。
05:45 起床・朝湯
06:20 出発
07:10 白駒池駐車場
07:55 高見石(朝食)
09:40 中山
11:50 にゅう
12:10 白駒池(昼食)
13:20 駐車場
起きたときはガスがかかり八ヶ岳は霧の中。芹が沢から199国道を一気に登る。晴れる頃に標高2100mの麦草峠を通過して白駒池駐車場に。有料500円であるが、まだ徴収係がいないので、そのまま準備して歩き始める。白駒池の山小屋を過ぎて右に高見石に登り始める。道は整備されていて歩きやすい。草丈10〜20センチの可愛い白い花が鬱そうとした樹林の中に点在している。それほどきつい登りでもなく、突然高見石の小屋が目に入ってきた。大きな岩の塊を20mほど登ると、テッペンに着く。蓼科山、横岳の北八は一望できるが、浅間、秩父は沸き上がる雲の中。白駒池は樹林の中に輝いている。いなり寿司で朝食。中山までの登りはダラダラで長い。東京からの熟年登山グループに追いつく。20名ぐらいの長い列。最後尾のサブの人がトランシーバでトップを呼びだしている。上の方からチーフらしい人の大声。
「了解、道をあけるために小休止」。下のサブらしい人。
「トランシーバで応答して下さい」。何かヘン?
追い越してもそんなに足早ではない私たち。無理してペースを上げたら、10分も経たないうちに「もうダメ、休憩」の声が出る始末。中山はだだっ広い見晴らしのいいロケーションである。北アルプスの眺望を楽しもうと思っていたが、これまた雲の中。蓼科山も雲に包まれ始めた。遅咲きの白いシャクナゲがちらほら咲いている。本峰の天狗、硫黄方面も見えず、小休止の後、ニュウに向かう。ゴゼンタチバナが多い。樹林で暗くなるとイワカガミの光沢ある葉が一面に生えている。雪解けの6月初めが花の美時か。長い下りの後突然前方が開けて、特長のあるニュウの岩峰が見えた。三角点がある頂で笑い尽きた膝を癒し、ゆっくりと帰途についた。この途中の苔むした森の風情は北八を象徴している。白駒山荘で450円の缶ビールを仕入れて乾杯昼食。
上写真・イワツメクサ
ニュウ直下の岩場で。

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