山歩きガイド・伊吹山
デジカメ山野草トレッキング
スズランズイセン
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6月8日、土曜日は予定通り朝9時にJR関ヶ原駅へ。
初めてお会いするさるぼぼさんが、緑の帽子に低徘ワッペンを付けて待っていました。飛び入り参加の石田さんと私の妻、合わせて4人で伊吹山へ向かいました。東遊歩道から山頂へ登り、西遊歩道を下りて駐車場に戻り、昼食は静馬ヶ原の笹又道に見つけて、のんびりお話のひとときを過ごしました。山登りというよりは、終始撮影モードの散策モードでしたが、黙々と登るよりは、おしゃべりとお花観賞の山歩きも楽しいものです。お付き合いいただいたさるぼぼさん、ありがとうございました。

2002年6月8日・晴れときどき曇り・4人

この時期は山頂付近全域を薄紫のグンナイフウロが独占している。黄色のアクセントをつける花は、足元にキンポウゲ科のウマノアシガタ、岩場には息の長いヒメレンゲ、姿勢のいいイブキガラシが背伸びして真っ直ぐ天をあおいでいる。イブキタンポポはすでに真ん丸の綿帽子になっているものが多い。白い花としては、緑葉の上に星を咲かせて風に踊るクサタチバナやスターダストのようなイブキハタザオが愛らしく、5月に見たヒメウツギも所々で健在だ。コバノミミナグサは個体数が減っているとのことだが、大柄の花形を鼓舞している。西遊歩道の下り道の一角に、オドリコソウを数本見つけたことは幸せだった。今年は春の訪れが早かったので、夏の野草も早いかと思っていたが、ニッコウキスゲもまだ蕾が固く、山頂の草原をおおうイブキトラノオもその気配がなかった。人混みを嫌って移動した昼食の笹又道にはタカネスイバ、ヒメフウロなど夏の花がチラホラあった。

東周遊道から北尾根を望む
伊吹山山頂を望む
グンナイフウロの伊吹山
今回出会った山頂周辺の花々
間違っていたらご指摘、ご連絡いただければ幸いです。

イブキタンポポ

イブキタンポポ

イブキタンポポ

イブキタンポポ

クサタチバナ

クサタチバナ

クサタチバナ

ヒメレンゲ

ヒメレンゲ

スズランズイセン

ハクサンタイゲキ

ヒヨクソウ

タカネスイバ

タカネスイバ

ヒメフウロ

オドリコソウ

イブキガラシ

ウマノアシガタ

コバノミミナグサ

チョウ


ヒメウツギ
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