のんびり山歩き 月見の森・南濃町 デジカメ山野草トレッキング
月見の森
つきみのもり 南濃町

最高地点展望台から木曽三川を望むが、春霞で名古屋も見えない。

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カンアオイ、アオキの実、未確定だがボロギクのような小さな花

麓で見つけた早春の花/タンポポ、秋の花?、ホトケノザ、コハコベ

山名 月見の森
標高 m
所在地 岐阜県南濃町
登山日 2004年2月14日
天気 花曇り
メンバー 夫婦
コースタイム
11:30 月見の森駐車場
12:00 最高地点展望台
12:15 花見広場
12:50 月見の森駐車場
「早く起きてよ、今日は下り坂なんだから」
三度目の声で渋々起きてきた妻。
「今日はどこを歩くの?」
言われて??、言葉が見つからない。
これといってアテもない。さてさてどこへ行くか。すでに10時を回っている。この二三日は暖かい日が続いたので、春の花がバカ陽気に顔を出していることを期待して、近場の月見の森へ出かけることにした。
桑名東ICで東名阪を下り、国道258号を北上して月見の森駐車場に着いた。自宅から一時間もかからない。駐車場はほぼ満杯。昨年できた温泉「水晶の湯」を訪れる人たちの車がほとんどで、彼等はここから温泉行き専用バスに乗り換えるそうだ。

よく整備された道を歩き始めたら猫ちゃんが一匹。「みゃあ〜」とあいさつすると、安心したのか、太く立てていた尻尾を左右にゆらしながら私の前方をゆったり歩き始めた。その前方にもう一匹。兄弟だろう。同じ色をしている。ときどき足に身体を摺り寄せてくるような仕草は、警戒心を解いた、猫ちゃん独特のおねだりポーズである。妻も訳の分からない猫語で話し合っている。毛並みもいいし、よく太っているので、麓の農家で飼われているのだろうが、実に人懐っこい。当家も新婚時代は三代にわたって猫ちゃん息子を飼ったものだが、のんき息子が多くて、ご近所さんの世話になったものである。「お宅のドゥーちゃん、○○さんのおばあちゃんがだっこしてたよ」

話が大幅にずれましたが、実は記録に留めることが少ないので・・・。
猫ちゃんと別れた後、夫婦でのんびり月見の森を歩いたのですが、この暖かさにもかかわらず、一輪の花も見つからない。「おいしい森の広場」から右の細い山道に入り、ほぼ直登の道をたどってみたが収穫なし。ふたたびメインルートに合流して、平坦な尾根筋を歩いていたら、妻がカンアオイを見つけた。特長ある葉は虫食い状態。花は粘土質の土を払いのけたら顔を出した。これがこのルート唯一の収穫。春にはまだ早い。

最高地点展望台には先客が一カップル。私たちより先輩格か。屋根付き休憩所で腹ごしらえをしている。あいさつしてから展望を撮影し、チョコとお茶で一息入れた後、砂防遊学館の方角に向かった。ヒノキ、スギ、雑木の道を下り、公園化されている沢筋の右岸を歩きながら駐車場に向かった。軽いウオーキングにモノ足らず、南濃町の水郷や木曽三川公園を道草してから家路についた。


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