湯村温泉と出石 友遊クラブ デジカメ山野草トレッキング

夢千代日記の吉永小百合像

湯村温泉と出石 友遊クラブ
ゆむらおんせん いずし 但馬



翌朝、三好屋グランドホテルから清正公園展望台まで散策

旅先で出会った花 花の写真はクリック拡大表示

ミズヒキ・キンミズヒキ・キツネノマゴ・クモの巣

ヒガンバナ・サルスベリ

地名 但馬 湯村温泉・出石
所在地 兵庫県
期日 2004年9月11, 12日
天気 晴れ
メンバー 友遊クラブ

11日
名古屋→但馬大仏→湯村温泉
12日
湯村温泉→浜坂→大乗寺→出石→福知山→名古屋
友遊クラブの旅を初めてから20年近く経つ。歳はとりたくないものだが、私も還暦を過ぎた。昨年来、週末は山を歩くことが多く、山仲間、山野草仲間、ゴルフ仲間、旅仲間、スキー仲間等々、目まぐるしい予定の中で窒息しないのが不思議なぐらい。妻も呆れている。歴史を重ねた友遊クラブだが、そろそろ若手にバトンタッチして、これからはのんびり据え膳で参加させてもらうようにしたい。

今回は世津子さんの立案で、丹波の山里の出湯、湯村温泉を訪ねることにした。朝8時半に市役所集合。名神高速から中国自動車道に入り、途中ドライブインで昼食をとって但馬大仏を見学後、午後4時前に湯村温泉、三好屋グランドホテルに着いた。宴会が始まる6時半まで、ヒノキの森に包まれた森林浴露天風呂でゆっくり汗を流し、打たせ湯で60肩を癒した。その後、温泉街をそぞろ歩き。源泉98度と言われる荒湯で、ゆで卵の人だかりをやり過ごし、春来川沿いの足湯に浸かった。川にはカモと鯉。丸太のベンチで風流なひととき。宴会前だというのに、茹であげた温泉卵を食べながらビールを飲む姿も見られる。西国の夕方は日が長い。



昨夜の宴会は追加サービスの但馬牛陶板焼きに酒の量も上がり、カラオケに興じてついつい深酒。おかげで曝睡。
朝食後、裏山の清正公園展望台まで登ってみた。秋の花もちらほら。展望台からは山間の湯村温泉が一望できる。小さなミズヒキの開花を撮影していたら、藪蚊に三個所も刺されてしまった。ホテルに戻って4度目の温泉に浸り、ロビーに集合した。

バスは一旦、日本海に出て浜坂に寄り、海の幸の土産物をあさった後、山陰本線、余部鉄橋をくぐり、大乗寺へ。ここはスゴイ。円山応挙とその弟子たちのふすま絵が、山水の間、芭蕉の間、孔雀の間、農業の間に展開されている。狩野派の流れから独自の画風を創り上げた応挙の集大成を見ることができた。これを見ただけで今回の旅の価値はある。満足々々。

上右/余部鉄橋 下左/大乗寺 下右/出石・辰鼓楼
 

城下町出石は風情がある。町興しに熱心で、ボランティアガイドの案内が付いた。腰が少し曲がり加減の80才に手が届きそうな女性が、弁舌爽やか、足取り軽く、私たちを案内してくれた。この日は残暑厳しく、汗をかきながらの名所巡りだったが、次回は秋か冬に訪ねたいものである。
名物出石の皿ソバで昼食のひとときを過ごした後、女性の要望で再度買い物に歩き、一路名古屋をめざした。


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