山名 |
三周ヶ岳 |
標高 |
1292m |
所在地 |
岐阜県 |
登山日 |
2004年9月25日 |
天気 |
曇りときどき晴れ |
メンバー |
山野草グループ6名 |
コースタイム
撮影モードのため参考にならず。
08:35 岐阜県側池ノ又林道登山口
11:30 夜叉ヶ池/11:50
13:25 三周ヶ岳山頂/14:15
15:20 夜叉ヶ池/15:30
16:45 登山口 |
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大垣インター出口で待ち合わせることにした。ドタキャンがあったものの6人が二台に分乗して、国道303号線経由で池ノ又林道に入り終点駐車場に8時半到着。昨夜の雨のせいか登山客は少なく、駐車場に停めてある車は一台だけ。雨上がりのため、全員スパッツを装着して出発。
林道沿いに見かけたツリフネソウやオオアキギリが登山道を埋めている。最初の沢筋で早くもダイモンジソウのお出迎え。流れる谷川に突き出た岩場に白い花のアクセント。全員がそれぞれの岩に陣取って撮影タイム。早くも山野草撮影会の様相を呈している。左岸に渡って私も仲間入り。
夜叉ヶ池まで2時間弱の歩程であるが、現れる花々にそれぞれの視線がフリーズ状態。上に掲げた花が入れ替わり次々と出迎えてくれる。この誘惑に勝てるはずもなく、美人を求めて花から花へ浮気の行脚が続くため、予想以上のタイムオーバー。夜叉壁にまつわる雲が切れて青空が顔を出す。晴れてくれることを願いながら先を急ぐことにする。幽玄の滝を過ぎる頃から道は勾配を増し、夜叉壁が威圧的に頭上に迫る。沢上部はガレていて滑りやすいので注意を促す。長いロープが垂れ下がっているが、引っ張ると危険なため、ロープを頼らずに登る。岩場のあちこちにリンドウが咲きかけているが蕾状態。カライトソウは雨に打たれて見栄えしない。ここを登り切って稜線に出たら、今庄から上がってきたという子供グループが元気な声で歓迎の挨拶。先生らしき人物と話しているうちに全員がたどり着いた。ここで小休止を取り、夜叉ヶ池は帰路に寄ることにして三周ヶ岳を目指すことにする。
夜叉壁の頭まではステップで整備されていて歩きやすい。雨上がりで風がないせいか、やたらと蒸し暑くドッと汗が噴き出してくる。ふたたびガスが稜線にまつわりつく。この下りでトップが道に迷ったようだ。藪の窪地で待たせ、偵察するが戻った方が良さそうである。騙される人の多そうな迷路だ。稜線まで戻ると右手に道があった。三つほどのピークをアップダウンする稜線はほぼ全域で藪の支配下にある。背丈を越えるクマザサをかき分けて進むと岩塊に遮られる。この付け根を右にトラバースして回り込み、登り返すと再びヤブの中へ。1252mのコブの頭は、ヤブを切り開いた小さな広場になっている。汗の出た身体に水分を補給して、またヤブに突入。この繰り返しでたどり着いた三周ヶ岳の山頂には一等三角点がある。クマザサ越しに360度の展望が開ける。一瞬雲が切れ、北から東にかけて白山や美濃の山並みが現れた。
ここで遅がけの昼食タイムをとったが、秋の日暮れを考えて早めに切り上げ、帰途についた。夜叉ヶ池から三周ヶ岳の稜線はクマザサだけで、唯一リンドウが色を添えたが、山野草グループには余分な行程だった。参加のChieさん、noiさん、Kayoさん、Okuchama、付き合わせてご免なさい。LRさんには物足りなかったかも知れませんが、次回をご期待下さい。
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