山名 |
雲母峰 きららみね |
標高 |
888m |
所在地 |
鈴鹿 |
登山日 |
2004年12月12日 |
天気 |
晴れ後曇り |
メンバー |
夫婦 |
コースタイム |
10:00 |
滝谷不動駐車場 |
11:10 |
堰堤/11:20 |
12:15 |
稜線 |
12:25 |
雲母峰山頂/13:00 |
14:05 |
滝谷不動駐車場 |
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登山口 |
湯の山温泉口、駅手前を左折して10分ほどで滝谷不動の前に出た。林道脇に車を停める。軽トラックの先客は地元農家の奥さんか。「ここの水はおいしい」と言いながら、数十本の持参したペットボトルに湧き水を汲んでいる。
東海自然歩道を歩き始めると直ぐに道は右に別れ、キララ峰と書かれた方角へ進む。帰路に気がついたことだが倒れかかった道標を見過ごし、直進して沢筋を歩くハメに。始めは踏み跡もしっかりしていたので左岸寄りに登ったが、堰堤を二つ越えたあたりからルートが判然としない。夏から秋に襲来した台風の爪痕も随所に見られ、テープを便りにたどる。右岸に渡ってテープを頼りにヤブコギ状態。四つ目の堰堤上で再び左岸に渡り返す。ここで初めて地図を見て、ルートを外れていることに気づく。
戻ることも考えたが、正規ルートは尾根筋の左岸、沢寄りを巻いているのでよじ登ることにした。杉の倒木帯をトラバース気味に歩くと、やっと、それらしき山道にぶつかった。お共の妻はすでにバテ気味。「カンタンな山歩きだから」と言って連れ出したが、悪いことをした。薄い踏み跡を枯葉が隠しているので厄介だ。おまけに崩壊と倒木がルートを更に見えにくくしている。
突然、広い林道に出た。湯ノ山上流から堰堤工事用に作られたものであろう。崩壊の痕が生々しい大きな堰堤近くで小休止を取る。四日市や菰野の町並みが遠望できる。12月なのに暑い。ヤブコギも手伝って、下着まで汗に濡れている。
林道沿いにしばらく歩くと道標が表れ、左に折れて暗い杉の植林帯を直登する。再び合流する林道は終着点で、右にやり過ごしてそのまま登る。ジグザグに登ること10分程度で尾根筋に飛び出す。この鞍部を右に、ホウキになった明るい雑木林をたどる。二度のアップダウンであっけなく山頂に着いた。
疎林に囲まれた地味な頂だが、のんびり休むには絶好のロケーション。今回は最初からルートを間違え、ヤブコギトレーニングのおまけ付きで30分余分に歩いたが、スキー前の筋力強化には少しは役に立つだろう。
簡単に昼食を取り、早めに下ることにする。沢筋のルートを間違えて、暗くなったら大変なので・・・ |