フクジュソウ、セツブンソウ 美濃大和、山里の花 デジカメ山野草トレッキング
春一番の花、福寿草と節分草
フクジュソウ・セツブンソウ 美濃にて
花の写真はクリック拡大表示


雪模様残る山里に福寿草二輪。まぶしそにお日様あおぐ。


蕾の堅いその中に一輪だけのユングフラウ、節分草。花弁の光輪が印象的。


スミレ、オランダミミナグサ、フキノトウ。春を告げる雪解けの野草たち。

2005年2月26日
美濃大和
道の駅近辺
フィールドミュージアム
メンバー/4人
野草仲間のChieさんからお声がかかった。
「キクバオウレンが咲き始める頃・・・」。
一昨年だったか、彼女のホームページに載っていた雪の中から顔を出すオウレンが印象に残っている。9時に道の駅で待ち合わせたが、高速道がスキー客で渋滞。美並で下り、国道を北へ15分遅れで到着した。あるぼぼさんも遅れているようだ。朝市を見ていたらChieさん夫婦が到着した。タラの芽やフキノトウが市に並べられている。

車三台で道の駅を後にし、キクバオウレンが咲くという別荘へ向かった。山靴に履き替えて雪の裏山を歩いたが、花芽は堅く、彼女たちの春はまだ遠いようだ。雪の中をみんなで調べてから場所を移動し、本日のもうひとつのイベント、「グリューワインパーティ」の始まりである。コンロでお湯を沸かし、ブルゴーニュの赤にシナモンを入れて燗をつける。熱めの燗で乾杯。人っ子ひとりいない風のない雪解けの原の日溜まり。ここだけは大いに盛り上がっている。シナモンが赤のコクをまろやかにして、口当たりがいいのか、すぐに飲み干してしまった。Chieさんが摘んできたクレソンで燗を付けてみた。こちらもいい。ボトル一本では物足りなかったが、午前のアペリティーフとしては充分堪能。

この後、太陽が高くなるのを待って、山野草の撮影にとりかかった。今日の収穫は前述のものだけだが、福寿草の開花を2月に見たのは初めてである。一番うれしかったことは、美人のセツブンソウに会えたこと。端正な円を描く花弁の玉輪とシベの青々した容姿には神々しい気品を感じる。

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