2005年3月13日
伊吹山西麓の山里 |
積雪は20センチほどか。間断なくいまだに降り続いている。今日はキバナアマナやスハマソウを求めて訪れたが、まことに残念、すべては雪の下に埋もれている。あきらめきれず、それでも一輪ぐらいはと、探し求めたが徒労。確かに、雪をかき分ければセツブンソウもスハマソウも、雪の中で凍えている。村のお爺さんがなぐさめてくれた。
「ひょっとすると、杉林の下あたりなら、雪に埋もれていないものがあるかも・・」
大久保の集落には確実に春は訪れている。一足早い紅梅は満開。梅もチラホラ咲き始めている。雪に凍える姿にカメラを向けて「雪中梅」。
自棄酒でも呑みたくなる、春突然の大雪である。 |