山名 |
三方山 さんぼうさん |
標高 |
720m |
所在地 |
養老山地 |
登山日 |
2005年3月21日 |
天気 |
晴れ |
メンバー |
山野草グループ5人 |
コースタイム |
08:20 |
養老の滝上駐車場 |
08:32 |
堰堤分岐 |
09:05 |
尾根ベンチ |
09:30 |
花発見場所/09:55 |
10:15 |
三方山頂/10:40 |
11:45 |
駐車場 |
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三連休最後の日がやっと山歩き。先週の雪がウソのように穏やかに晴れ渡っている。8時に養老の滝上の駐車場で待ち合わせたが、15分、遅れて到着。今日のメンバーは山野草グループの5人。あるぼぼさんの「バイカオウレンはいずこ」の問い掛けに、noiさんが「養老山地」と答えて、ミニオフとなった。
駐車場を後に林道に入る。スミレが一輪だけ、オオイヌノフグリは満開状態。ハコベの白も混じっている。春が駆け足でやって来たようだ。林道と別れて左に下ると堰堤があり、関係者以外立入禁止の立て札の左から堰堤上の沢を渡る。山道は右岸の山腹をジグザグに作られている。思いの外の急登は30分ほど続き、尾根筋に出るとベンチが設けられている。ここで小休止を取り、再び登る。イワカガミの赤茶けた葉が目立つようになる。緩い登りが左に直角に曲がり、トップを歩いていたら後からnoiさんの声。「蕾がたくさんありますよ。やっぱり早過ぎたようですね」。しばらくして、「アッ、咲いてる」。ルートから支尾根に少し入った場所に、5、6輪の小さな白花。私たちの願いを叶えてくれるように、早咲きの若い命が風に揺れていた。山上から吹き下ろす風は冷たく、手が痺れてくる。手袋と防寒具の身支度をして、順番にそれぞれの思いを込めて屈み込んだり寝そべったり。バイカオウレンとのご対面に時を忘れる。
ここ以外には花を求めることもなく、小さなコルを右に折れて三方山に着いた。東側の展望が大きく開け、養老から大垣方面のパノラマが展開する。光る揖斐川が大きく蛇行している。北には能郷白山から奥美濃の山々が白く輝いている。時間は早いが軽く昼食を取ることにする。話し合いの結果、全員で奥伊吹方面まで、キバナノアマナ、アズマイチゲ、スハマソウに会いに出かけることになった。
先週は20センチの積雪で、全く撮影ができなかったが、今日の伊吹は一足飛びに春満開。セツブンソウは終わりかけ、代わりにスハマソウがみずみずしい。キバナノアマナも陽を受けてまぶしく、アズマイチゲは満開状態。麓の春は、これから伊吹の山上に向けて登っていく。
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