山名 |
霧訪山 きりとうやま |
標高 |
1305.4m |
所在地 |
長野県 塩尻 |
登山日 |
2005年5月1日 |
天気 |
曇り |
メンバー |
6名 |
コースタイム |
09:17 |
山ノ神自然園 |
10:40 |
鉄塔休憩 |
11:30 |
霧訪山頂/12:40 |
13:20 |
小野登山口駐車場 |
途中でルートを間違え、30分程度ロスしています。 |
霧訪山頂は360度の展望が魅力の山だが、今日はあいにくの天気で遠望は利かない。雨にこそ見舞われなかったが、雲は低く、山を同定できたのは蓼科・八ヶ岳連峰のみ。それでも山頂にはオキナグサが開花し、時も忘れて1時間以上の昼食タイムが過ぎた。
Iさんと小野登山口駐車場で待ち合わせ、車を一台デポして塩尻を回り込み、Sさんが待つ山ノ神自然園に向かった。リンゴ園は白い花を咲かせている。予定より10分遅れて駐車場に着いた。登山口から色んなスミレの挨拶を受ける。スギの植林帯はタチツボスミレ、フィリシハイスミレ、オトメスミレ?たちが春を競演している。再び林道に合流してしばらく歩くと沢筋に下りている。林道関係者の車が数台停めてある。ここから沢筋のルートを辿ったが、間違えた。半時間ほど時間をロスしたが、霧訪山の登山口は沢を渡った右岸にある。
登り始めは植林帯のツヅラ折れで急登を強いられる。スミレ以外の野草は少なく、坦々と登っていく。このあたりの森もご多分にもれず、間伐が行き届かない荒れた状況だ。すぐに汗が噴き出してくる。ベストを脱いで再び歩く。ときどき、林を縫う沢風に慰められながら目は足元を追っている。花が少ない。鉄塔地点で尾根筋に出る。ここで小休止を取り、遅れたIさん夫婦を待ちながら遅がけの朝飯を食らいつく。
鉄塔からは灌木帯の尾根道になり、なだらかなアップダウンを繰り返すようになる。突然イワウチワの歓迎を受ける。タムシバの花びらが道に白い模様を描いている。勾配が急になると大芝山からの道を合わせて右折する。カタクリが咲いているが、すでに時期を過ぎている。チョット行くと右手の斜面一帯にカタクリの群落があり、柵で保護されている。撮るほどのベッピンさんは残念ながらいない。この斜面をジグザグに乗り越して、背の低い雑木林を抜けると、あっけなく山頂に出る。先客は7、8人。
下山路は激下りとなる。アカマツの植林帯に代わり、補助のロープがフィックスされた登山路を、ひたすら下る。時期になれば松茸が採れるのだろう。テープが張り巡らされ、立入禁止の立て札が目につく。マツの植林帯に山野草は少ない。
下山後の帰路、萱野高原に寄ってから名古屋に戻った。 |