山名 |
五色の滝 奥伊吹 |
標高 |
m |
所在地 |
滋賀県 |
登山日 |
2006年7月29日 |
天気 |
曇り後雨 |
メンバー |
6名・野草仲間 |
コースタイム |
08:15 |
登山口 |
10:40 |
五色の滝折り返し点 |
11:20 |
登山口 |
撮影がてらの時間です。参考程度にして下さい。
帰路は右岸巻き道から林道に出て戻る。 |
名古屋の朝は晴れていたが、関ヶ原に向かうにつれ雲が多くなってきた。しつこい梅雨前線は北陸から東北に横たわっている。この影響を伊吹山域も受けている。約束の朝8時前に五色の滝登山口に着いたが、その手前で林道が崩落した土砂で塞がれていた。
登山口は雑草に埋もれ、ルートを訪ねる人の少ないことを語っている。6人の集合を待って出発。豪雨の影響で登山道は荒れている。ダム左岸の高巻き道は慎重に歩きたい。傾斜がきついので、踏み外したら事故につながる。まずは目的のナツエビネを探したが、いつもの場所に姿はなく、崩落で流されたのかも知れない。ひと株はあったものの花芽も出ていない。あきらめて再び歩く。
イワタバコの沢はいつもより水量が豊富である。情報は得ていたが、ほとんどは蕾の状態。流れの岩に咲くひと株を順番に撮影。沢筋を探索したが他には開花を認められなかった。この先も道は荒れている。慎重に歩を進め、大らかな灌木帯の林下を歩くようになる。起伏の少ない時間の後、急な下りを経て支沢の渡渉地点にぶつかる。またしても丸太の橋は流されている。流れの浅瀬に岩を投げ埋め、なんとか渡渉場所を確保して全員が無事に渡る。この甲斐あって、右岸に見事なイワタバコを見つけた。
沢筋に豪快な滝の音を聞きつつ、落ちる水しぶきを眺めながら沢を詰めたが、雨は本降りになってきた。食事休憩をとらず、雨具に身を包んで対岸の右岸ルートを下り、林道に出て登山口に戻った。妻はちゃっかりタラの芽を摘んでいた。今夜は天プラか。
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