2006年8月12日
09:20〜11:30
御泉水自然園と女神湖畔
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盆休みはいつも通り、蓼科東急ハーヴェストに滞在。いつも通り、K君夫婦と一緒だが、珍しく一人娘が同行することになった。初日は奥秩父の瑞垣山に登る予定だったが、寒冷前線が通過するとのことで行き先を変え、御泉水の森の中を散策することにした。
5時半出発の予定が、雷鳴のドドンピシャに怯える娘と妻の居座りストで15分遅れた。中央道の車は多く、待ち合わせの阿智サービスエリアに着いたのが7時。ここから諏訪インター経由でビーナスラインを通り、女神湖を右折して夢の平林道を登って御泉水自然園の駐車場に。すでに9時を回っていた。
標高1700mの森の中はさすがに涼しい。半袖、短パン姿では寒く、ベストを重ね着して歩き始める。樹齢を感じさせる幹の太いカラマツの森の中に、散策路がいくつも作られている。シラビソ、コメツガ・ダケカンバ、シラカンバ、ミズナラなどが入り混じり、気分のいい森林浴が続く。花はさほど多くないが、森がまばらな日当たりに、ノアザミやワレモコウが風にゆられ、その穂先にトンボや蝶々が戯れている。木陰のベンチに腰を下ろしてブランチタイム。5時の朝食から4時間が過ぎている。
天然カラマツ林とお花畑のある竜ヶ峰周回路から、御泉水川を渡って野鳥生息地帯を抜け、高山植物園を通ってゴンドラ山頂駅に出た。戻りはカラマツ、トウヒ、コメツガ、シラビソの亜寒帯原生林を見ながら歩く。古いカラマツにサルオガセが寄生している。伏水湿原の板道を歩く頃から雨がポツポツ。木々を縫ってガスが立ち込め、幻想的な雰囲気に包まれ始めたかと思う頃に遠雷の音。間もなく本降りのにわか雨。合羽と雨傘を取り出してビジターセンターに急いだ。
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