山名 |
神石山 湖西連峰 |
標高 |
324m |
所在地 |
豊橋市・湖西市 |
登山日 |
2007年1月20日 |
天気 |
晴れ |
メンバー |
夫婦知人4人 |
コースタイム |
10:10 |
多米峠登山口 |
10:30 |
多米峠 266m |
11:40 |
神石山/12:25 |
13:50 |
葦毛湿原駐車場 |
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コースタイムは夫婦のんびり時間です。
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今年の冬は天気予想が立てづらい。例年と違って太平洋に前線や低気圧の発生することが多く、翌日の天気でも裏切られることがある。この日も、予想に反して朝の空は暗く、雨でも降り出しそうな気配。連れがいなければ、山歩きを躊躇したくなる。連れの迎えで腰を上げ、もう一人の仲間と豊川インターで落ち合い、葦毛湿原駐車場に車を一台デポして、多米峠登山口から登った。
昔から歩かれている峠道だろう。緩やかな山路がやさしい。ヒノキの密集した植林帯には日が届かず、シダ類が繁っている。道は広く歩きやすい。冬だというのに寒気を感じない。風もないので汗ばむようだ。峠を待たずに一枚脱いで尾根筋に出る。東が開けると、春霞のように乳白色の浜名湖が眼下に見える。ヤブツバキの真っ赤な花弁が枯れ野を彩る。二次林の明るい尾根筋を南下する。常緑のアオキやミヤマシキミが多い。早咲きの野草を期待したが当てが外れた。大岩付近でカンアオイを見つける。この地固有のイワタカンアオイのようだ。ひとしきり撮影に時間を費やしてから再びのんびり歩く。ふたつ、みっつのアップダウンの後、神石山の広い山頂に着いた。一昨年この頂で見たスミレを探したが見当たらない。今日も暖かな山頂で幸せな昼食タイム。歓談のひとときは過ぎ去るのも速い。
一気に下る。二川のTV中継所を通る尾根筋を避けて、右のトラバースルートをたどり、一息峠を通り過ぎて右折し、葦毛湿原入口に抜けるショートカットルートで駐車場に戻った。神座のトキワマンサクを調査しようと湖西から回り込んだが、この樹の花は4月にならないと開花しないそうだ。陽当たりにホトケノザやハコベが咲いていた。時計はすでに午後3時を回っている。石雲寺のセツブンソウには間に合わない。今日はあきらめて、家路についた。
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