2007年5月3日
名古屋→蓼科→女神湖→佐久→小諸→蓼科泊 |
連休後半を蓼科ベースで過ごした。友人夫婦と中央道サービスエリアで待ち合わせ、諏訪インターで下りて蓼科湖近くに一台を駐車し、4人相乗りで立科経由、佐久に向かった。常和の田子川上流にニホンサクラソウ自生地があるとの情報をもとに訪ねたが、まだ早かった。それでも沢沿いの林床に山野草を数種類見つけることができた。
その後、大河ドラマで観光客を集める山本勘助ゆかりの地、小諸城を訪ねた。懐古園駐車場に車を入れて、半日を歴史探訪に充てた。まずは北国街道沿いに街並みを歩き、信州二八蕎麦で腹ごしらえ。わさびの代わりにユズと大根おろし。これが案外美味だった。旧小諸本陣は改修のため閉鎖、大手門は改修中で、もっぱら宿場町を歩いただけだが、海応院の境内ではコモロスミレを見つけることができた。このスミレは保護されている訳ではなく、小諸城内でも見つけた。
小諸城は別名、懐古園と呼ばれ、地元でも親しまれている。家族連れも多く、GWの晴天下でにぎわっている。場内には島崎藤村の記念館もある。藤村はここで短い教師生活を送っているが、小諸なる古城のほとり雲白く遊子悲しむ、の千曲川旅情は、この地を物語るにふさわしい詩である。
ここで午後の半日を歩き回り、蓼科に戻った。
ホテルで待つ、もうひと夫婦と夕食を共にするので、早めのチェックインを予定したが、車が多く渋滞もあり、夕刻5時の到着だった。
→5月4日・瑞牆山 |