森の健康診断 第2回 土岐川・庄内川源流「森の健康診断」-1

●期日 2006年10月28日(土)
●集合 09:00 中部大学研修センター(恵那キャンパス)恵那市武並
●主催 土岐川・庄内川源流 森の健康診断実行委員会


開会式記念撮影。
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第2回目の開催は好天に恵まれ、多くの環境市民が集まった。29チーム219人が、中部大学恵那キャンパスのグランドに集結。9時からの開会式とオリエンテーションに続き、チーム別の詳細な打ち合わせを経て、チーム毎の調査場所に散って行った。昨年は土岐川・庄内川源流域の人工林が調査対象だったが、今回は恵那西部の坂折棚田付近の木曽川流域も含めた拡大エリアで調査することになり、私はNo.29チームの自然観察担当として、棚田上部の人工林で調査することになった。調査の詳細を写真で追ってみたので、分かりやすく、その手順を書いてみます。


1. 開会式と
  オリエンテーション

 09:00〜09:45

恵那キャンパスにはセンブリが咲く。開会式前に訪ねてみたが眠そうな顔・・
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左/開会式は好天のグランドで。 右/代表・柘植弘成さんの挨拶。

左/恵那市助役の三宅良政さんも調査メンバーとして参加の挨拶。右/矢森協の稲垣さんから、森の健康診断について全体説明。

森の健康診断・イラスト概念図


2. 坂折棚田(日本100選)
  上流調査地点・棚田2

 11:00〜13:00

坂折棚田風景 
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調査地点は遠く、車で30分以上かかる。途中で坂折棚田を見学、撮影してから現地へ。

No.29 チームメンバー
 
コースガイド/鈴村さん(山林所有者)・チームリーダー/稲垣さん・チームサブリーダー/里美さん・自然観察担当/長山・一般参加メンバー/若井さん・楯さん・緑のダム効果担当/関山さん・加藤さん(中部大学)以上8名の森を守るボランティアで編成。個人情報保護法を考慮して名字だけ記載します。
約2Kmのメッシュグリッド地点を目指して林道に入り、調査適地を選定する。コースガイドとリーダーの決定に従い、ヒノキ人工林に分け入る。適当に間伐されている。4年前に伐採したとのこと。間伐材は倒されたままの状態。枝打ちの手入れはされていて、日射しも入っているが下草は少ない。笹の侵入はなく、シダ類も少なく、背の高い木本もない。



1.調査地点の中心木を決め、洗濯ロープを使って一辺5m方形枠を定める。上写真

2.調査手順の説明と朗読 サブリーダーから説明があり、朗読係、記録係、測定係の役割担当を決める。私は写真記録係として申し出て了解を得た。右写真

3.調査地点を記入したプレートを入れて、上の写真を撮る。

4.調査地点の人工林の種類を記録する。ここは疎らにスギもあるが、ヒノキ人工林である。


上左はリーダーの稲垣さん。サブリーダーの説明を注意深くサポートしている。
右はコースガイドで調査森林ポイントの地主、鈴村さん。



続き→森のダム効果測定ほか


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