蓼科山・双子山 デジカメ山野草トレッキング

蓼科山・双子山
たてしなさん 2530m ふたごやま 2223.8m

蓼科山の秋姿。この写真は前日に撮ったもの。
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浅間山と佐久の里


大河原峠から登り始めると、浅間山と、小諸なる古城のほとり・・・写真クリック拡大表示
北八ヶ岳の池


鮮やかに季節の終わりを告げる双子池雄池と雌池の晩秋。亀甲池は静寂に包まれる。
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カラマツ黄葉光彩

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八子ヶ峰北麓のカラマツ林。双子池から双子山へ向かう途中の逆光に映えるカラマツ。天祥寺原上部のカラマツの散策路。

北八ヶ岳の森
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亀甲池から双子池の山路には、北八ヶ岳独特の森が幽寂の世界をかもし出している。

北八ヶ岳の縞枯れ現象

山名 蓼科山・双子山
標高 2530m, 2223.8m
所在地 長野県
登山日 2004年10月24日
天気 晴れ、霧
メンバー 7名
コースタイム
08:05 大河原峠
09:25 将軍平/09:45
10:15 蓼科山/11:45
11:50 将軍平/12:05
13:10 天祥寺平
13:20 亀甲池分岐
13:45 亀甲池/14:15
15:10 双子池/15:25
15:45 双子山
16:00 大河原峠
朝6時前、朝湯に浸かる。私一人だけの湯舟からシルエットの八ヶ岳がクッキリ見える。首まで浸かってのんびり。二番客が浴室に入ってきた。ナント、女性! 「ここは女湯じゃないですか?」。全裸で問い掛けられて面食らい、慌てて湯舟から直立し、「ここは男湯のはずですが」。一瞬、私が間違えたかと錯覚して戸惑ったが・・・

大河原峠は風が強く寒い。麓は晴れているが、これから登る蓼科山は雲に山頂を隠している。完全武装で準備完了。ロッジ右手から登山路に入る。「最初はゆっくり」、と言ってもトップのペースは速い。人気の山なので、どのルートも整備は行き届いている。ここから将軍平を経由する蓼科山ルートは、7合目からのルートに続いて利用者が多い。樹林帯を30分も登れば、なだらかな山道になり、将軍平へ導いてくれる。ここからの登りは急な岩伝いになるが、30分も我慢すれば、360度の展望が待っている。登るにつれてガスが深くなる。蓼科山は独立峰のため、山頂付近を雲に覆わせることが多い。今日もそのようである。
上左/前掛山の縞枯れ現象地帯。上右/蓼科山頂記念写真。
写真の通り、山頂はガスの中。風が強いので、岩陰に潜んで晴れ間を待ったが、結局一時間を過ぎて諦めた。
山頂参考写真 →2004年8月14日の蓼科山
       →2001年8月13日の蓼科山

右写真/天祥寺原から見る蓼科山。
将軍平まで戻って、歩きにくい岩屑の道を天祥寺原まで激下り。突き当たりを左に折れて、大河原方面に向かい、途中の三差路を右に折れて亀甲池へ向かう。美しいカラマツ林の中を登って下り返すと深閑とした森の中に亀甲池がある。ここで遅めの昼食をとり、予定より遅れているので先を急ぐことにした。
双子池は明るい雰囲気の中にある。雌池と雄池があり、この頃が最も美しい。カラマツの錦秋が池に映えて神秘的なたたずまいを見せる。それぞれが、それぞれの想いでカメラを構える。今日の天気はイマイチ。雲が風に流されて、いい雰囲気を創ってくれそうだが、じれったい。結局時間切れ。消化不良でまた先を急ぐ。

双子池からカラマツの樹林帯をヒトコギすると、だだっ広い山頂帯に出る。風のない日溜まりなら、ゆっくりしたいロケーションだが、今日はピクニック気分にひたる状況ではない。風が強く寒い。時間も遅れているので、そのまま下山することにする。下りかけると、前方に大河原峠が見える。

結局、予定より一時間遅れで周回した。皆さん、お疲れさまでした。二年連続で蓼科山は微笑んでくれませんでしたが、懲りずにまたチャレンジしましょう。
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