上の写真は浅間山南麓の天狗の庭から撮ったものである。浅間山にはまだ雪の縞模様がある。実は前日に珍しく雪が降り、私は遭難しかけたようである。記憶に残っていることは、雪の中を何とか避難小屋にたどり着き、暖をとるために悪いこととは知りつつ、羽目板を外して燃やしたこと。翌日は青天の霹靂。写真のようにのどかな山の風情である。

小諸なる古城のほとり雲白く遊子たたずむ・・・春の野山に浮かれて、ひとり山をのんびり歩こうと軽装で出かけたのが間違っていた。この時期でも雪は降る。わずかな非常食で夜を明かしたが、反省、反省。

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