山歩きガイド・夏焼城ヶ山 デジカメ山野草トレッキング |
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瑞竜寺のしだれ桜は葉桜でした。村役の話では4月に入って急遽日程を一週間早め、6、7日に祭も終えたとのこと。見事なしだれ桜を堪能しながら、皆さんが集まるのをゆっくり待とうと思っていたのですが、出鼻をくじかれてしまいました。 写真クリック拡大表示 |
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麓の土手を紫に彩るオオイヌノフグリの間から、ツクシがニョキニョキ顔を出している | 葉ワサビの白い花と、手が届かないタラの芽 | |||||||||||||||||||||||||
稲武の民家に昔日の風情あり | ||||||||||||||||||||||||||
左から根絶の芽とも言われるコシアブラ、ゼンマイ、ワラビ | ||||||||||||||||||||||||||
山頂にて 飯塚、上野、内田、石田、牧、河原、長山、11名敬称略 |
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夏焼城ヶ山 稲武町公民館駐車場に半数の車を残して、3台の車に相乗り、名倉川沿いに溯り左折、馬野登山口駐車場に停める。30台以上の駐車が可能である。 登り口から途端にツクシ採りが始まったが、林道から右の登山道に入ると、まだ旬の春の恵みには早いようだ。山菜先生の上野さんが、目ざとくコシアブラを見つける。まだ半月早いようだ。林間の急登が続くが、ときどき現れるミツバツツジになぐさめられ、杉の植林帯をたどる。紫や白のスミレのような小さな花が、踏みつけられそうな足下に咲いている。小休憩の時に内田さんが豆図鑑を取り出して言う。登山口で見た白い花は、やっぱりニリンソウでしたね。私の記憶からはとっくに消え失せている。小一時間の登りで夏焼城ヶ山に着いた。間伐された山頂は見晴らしが良く、樹間から恵那山が見える。春霞で遠くの山はスカイラインに溶け込んではいるが、奥三河の山並みが春の日射しにまどろんでいる。 丸太を並べたベンチにそれぞれが陣取り、山頂の休憩。同行したワンちゃんメイが食事のおねだりをしている。またたく間にみんなの人気者になる。 ゆっくりのんびり休憩した後、西のルートで大井平公園を目指して下る。30分ほどの急な下りが続き、馬野の分岐を左に見るとやっと道は緩やかになる。しんがりにいたので気が付かなかったが、どこで間違えたか夏焼温泉に向かっている。清流沿いにショウジョウバカマがちらほら。R153を通る車の音が聞こえてきた。 ゼンマイはオンタよりメンタがおいしい。 麓では上野先生の講釈が始まっていた。ゼンマイにはオンタとメンタがある。先に成長するオンタは大きくて太いが硬い(意味深ではあるが)。その脇に連れ添っている小さなメンタが成長するまで待って採る。オンタとメンタの区別は上から見ると分かる。ゼンマイ部分の薄い方がメンタである。これが柔らかく、おいしいと言う。 またまたお利口になった私は、民家の庭先に見つけたタラの芽を写真に収める。採りたい欲望に駆られたが、撮るだけにしました。 皆さんは収穫を袋に入れてご満悦の表情ですが、食卓に出すにはもう一仕事頑張らなくてはなりません。 ご苦労様を麓のドングリの湯(入湯のみ600円)で癒し、午後3時頃、帰宅の途につきました。 愛知周辺へ戻る 山歩記のトップへ |
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