東山は名古屋の東部丘陵にある。動物園、植物園があり、市民の憩いの場として親しまれている。早春の植物園にどんな花が咲いているか、今日はのんびり散策することにした。入園料は大人500円。子供は無料。
まずはお目当ての福寿草を求めて、合掌造りの奥池を周遊したが見当たらず、也有園の池の畔に金色に輝く目標を見つけた。暖かな日射しの中で、目一杯花びらを気持ちよさそうに広げている。今年初めてのゲット。 |
武家屋敷門のロウバイの木の下にもちらほら咲いているが、日当たりがよくないせいか色もにぶい。スイセンもちらほら。
いつものように万葉の小径を歩くことにする。道端の立て札や石碑に、万葉歌人の花の詩が刻まれているが、それらの花々が彩るには季節が早すぎるようだ。気持ちのいい散策路を登っていくと展望台に出る。 |
回りには梅林が広がり、名古屋の街並みを遠望することができる。ここから日本庭園、東海の森、どんぐり広場を周遊しても約一時間の散策路。見頃の花は梅、ロウバイ、カンツバキ、サザンカ、マンサク、スイセン、福寿草。落ち合ったK夫婦とおしゃべりしながら小春日和のひととき。さすがに人出が多い。近郊の和食処で昼食をとり、早めに家路についた。 |