のんびり山歩き・ 飯盛山 デジカメ山野草トレッキング
飯盛山
めしもりやま 1643m


飯盛山は平沢山稜線から東南に伸びる支稜に三角錐を見せている。

蓼科オフ参加者・飯盛山頂にて
手前左から知ちゃん、呉春さん、内田さん、石田さん、だめちゃん、あかほりさん夫妻、
後列Martyさん夫妻、水さん、幸さん、つむぎさん、田奈田さん。
写真クリック拡大表示。プリントする人はマークをクリック、ダウンロード。   
いずれも写真クリック拡大表示。

富士見台から甲斐駒、鋸岳稜線の南アルプス連山を眺める


樹幹の甲斐駒ヶ岳
  
八ヶ岳の空。早春の森、カラマツの山肌

野辺山から南八ヶ岳パノラマ
JR鉄道最高地点にて

飯盛山から南アルプスパノラマ
鳳凰三山、北岳、甲斐駒ヶ岳

右写真は飯盛山から秩父の山並み越しに見る富士山。
春霞の風情は、「山のあなたの空遠く・・・」を思わせ、何となくぼんやりたたずんでしまう。2月には珍しい陽気が山頂で待っていた。ウエルカム飯盛。
スキー隊、あかほりさん、石田さんと私の三人はリフトを乗り継いで稜線近くまでショートカット。スキーを担いで稜線まで登ったが、雪は少なく、予想通り山スキーを楽しむ望みは絶たれた。とりあえずは稜線を北上し、トップらしき場所から同定。巻頭の写真を撮ってから、山頂を目指した。獅子岩から登ってくるメンバーが平沢山を越えてくるのが見える。私はお湯を沸かして、カップラーメンを食べながら待つことにした。

八ヶ岳牧場から見る金峰山奥秩父山塊と左端、飯盛山

山名 飯盛山
標高 1643m
所在地 長野県野辺山
登山日 2004年2月21日
天気
メンバー TEIHAI14 
コースタイム
11:00 JR最高地点
11:20 野辺山スキー場P
11:50 リフト終点
12:15 尾根筋ピーク
12:35 飯盛山頂
 
朝7時に内田さん、7時半に石田さんを拾い、予定通り春日井ICから中央道に入り北上。暖冬の一週間で、北国はすっかり春景色。車のウインドウを開けても寒さを感じないほどである。集合時間には余裕があるので、諏訪南インターで下り、八ヶ岳横断道路を走ることにする。富士見台まで来ると、カラマツの樹間から南アルプスが展望できる。雪の甲斐駒が青空に浮かび、西に延びる鋸岳の稜線が荒々しくスカイラインにジグザグを描いている。鋸岳縦走は若かりし時代の勲章だが、蟻の鋸刃越え行軍の辛かったことが思い出される。

編笠山の広大な山麓を南から回り込み、八ヶ岳牧場の駐車場に入る。レストハウスの屋根越しに赤岳が望まれ、キレットの背後に阿弥陀岳も顔を出している。東の展望が大きくゆったり開け、奥秩父の山並みが逆光に墨絵のシルエットを流している。今日登る飯盛山を同定してから、再び車を走らせ、美しの森を周回させてから集合ポイントJR鉄道最高地点の駐車場に着いた。関西支部以外はすでに到着していたので、水さんと連絡を取り、山登り隊は獅子岩で合流させ、スキー隊は野辺山スキー場へ向かうことにする。
スキー隊三人はリフトを乗り継いで終点から尾根筋に出たが、右写真の通り、雪が少ないので、スキー板をデポして歩くことにした。写真前景右端が平沢山で、背後に南八ヶ岳が望まれる。編笠山、権現岳、キレット、赤岳、横岳、硫黄岳が連なっている。のどかな景色である。稜線を北上して小ピークに達したが、どうもここは飯盛山ではないらしい。右の支尾根に茶碗を伏せたような山が見える。山頂に標識らしきものが見えるので、引き返して登ったら、立派な標識に「飯盛山」と書いてあった。

奥秩父の金峰山が五丈岩まではっきり確認できる。記念写真を撮ってから、獅子岩隊に連絡を取る。そうこうしているうちに、平沢山にその姿が現れた。あかほりさんが双眼鏡で確認している。11人が確認されたが、一人少ない。足を挫いたつむぎさんがリタイヤしたか、奥さんの病気でもぐさんがドタキャンしたか・・・。
10分後に全員が山頂に集結した。残念ながらもぐさんが来られなかったとのこと。徐々に薄雲が空を支配してきたが、それぞれの昼食タイムを楽しみ、山頂の雰囲気を充分味わった後、下山することにした。再び鉄道最高地点駐車場に集結し、車五台で八ヶ岳を南から回り込み、今日の宿泊地、東急蓼科ハーヴェストへ入ることにした。


八子ヶ峰へ続く

 蓼科の休日へ戻る  蓼科・八ヶ岳周辺へ戻る  山歩記のトップへ