タニギキョウ、ニョイスミレ 三森山と岩村城址 デジカメ山野草トレッキング
三森山と岩村城址
みつもりやま 1100m

三森山 奥の院

山で見かけた花々
花の写真はクリック拡大表示

ニョイスミレ、タニギキョウ

キュウリグサ、ムラサキサギゴケ、カキドオシ、ヤマルリソウ

オオツクバネウツギ、イワカガミ、マムシグサ、バライチゴ

イカリソウ、エンレイソウ、葉の付け根
少しピンクがかったエンレイソウは、岩村醸造の中庭に咲いていました。

山名 三森山
標高 1100m
所在地 岐阜県
登山日 2004年5月03日
天気 曇り時々小雨
メンバー TEIHAI
参考タイム
10:30 三森神社登山口
11:32 奥の院/11:45
12:15 三森神社登山口

岩村城址
ゴールデンウイークというのに、訪れる人は少ない。日本三大山城の中で、最も標高が高い。
横山岳へ行く予定だったが、雨模様なので中止。早朝の集合だったので、集まった人だけで、雨の影響を受けにくい東の低山を目指すことにした。中央道を東へ恵那ICで降り、岩村城址の駐車場に着く。霧情ただよう中、独り眠る古城の址を散策。露びく野花をそれぞれの思いで写真にした後、水晶山に登る予定だったが、登山口が見つからない。麓の人の話では「踏み跡もおぼつかない」とのこと。相談の結果、三森山へ行くことにした。

岩村城址を下ると、三差路右5mほどに水晶山へのルートは確認できたが、道標もなく、整備もされていない。この三差路を左手にとり、棚田の里村を横切って突き当たりを右折、そのまま進むと岩村ダムへ続いている。ダムの奥に三森神社の鳥居がある。この奥の道端に車を停め、天気が崩れないうちに三森山をピストンすることにした。

鳥居をくぐると杉林の中を歩くことになる。鬱蒼と繁る森の中は暗い。花を求めて歩く山ではない。わずかにスミレを認めただけで、たたずんで愛でるほどの花はなかった。植林帯を抜けると自然林の新緑が目に滲みる。雨に濡れて、若葉がいっそう輝いている。

7本松と呼ばれる巨大なアカマツの下を通る。老木はすでに立ち枯れているようだ。所々に地蔵さんを見ながら登る。小一時間で三森神社に着く。ご縁があるようにと小銭を投げ入れ柏手を打つ。神社の右手を更に進む。春なのに花がない。行く手が二股になり、右をたどれば帝釈天、左をたどれば奥の院。迷わず後者を歩く。いったん下ってから登り返すと、狭い林間の高みに祠を見つけた。ここが奥の院である。道はここで行き止まり。
三森山は帝釈天ルートの途中にあるようだが、天気が気になるので下山することにした。


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