オオヤマレンゲ、ヤマボウシの赤沢美林 デジカメ山野草トレッキング
赤沢自然休養林
あかざわしぜんきゅうようりん 木曽・上松町

ふれあいの道に咲くヤマボウシ

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オオヤマレンゲ 花弁は硬いが生命は短い。一日で枯色に変わると言われる。

ヤマオダマキ、ヤマボウシ ヤマボウシも接写すると傷みが目立つ。美しい花弁を選んでみた。

キソガワサツキの露しべ、タツナミソウ、グンバイヅル、キバナノレンリソウ

チダケサシ、モミジイチゴ、ナワシロイチゴ、ホタルブクロ

山名 赤沢自然休養林
標高 m
所在地 長野県木曽郡上松町
登山日 2004年6月20日
天気 曇り時々小雨
メンバー TEIHAIと花仲間7人
コースタイム
08:26 駐車場から向山コース
09:15 向山展望台
10:04 赤沢橋〜ふれあいの道
12:00 中立橋左岸昼食
13:00 駐車場

上松町役場公式ホームページ
大型台風の接近が気になる。朝の名古屋はポツリポツリ。最近のオフは天気に恵まれず、なぜか週末は崩れることが多い。予定通り、中央道内津峠SAに三台の車が集結した。中津川ICから19号へ入り上松町を左折して林道に入る。15キロの道のりで赤沢自然休養林の施設ゲートに着いた。入場料600円。

赤沢橋の河畔に車を停める。今日はヒノキの赤沢美林を縫う森林浴の散策を楽しみながら、オオヤマレンゲの咲く向山コースをたどることにした。群生地は中立橋を渡ると近い。まだ蕾のものも多いが、すでに花弁が茶色のものもある。咲き頃を見つけるのは至難の業で、帯に短し襷に長し。消化不良気味で何となく後味悪く、後ろ髪を引かれる思いで歩を進める。ヤマボウシの白が暗い林間に目立つ。チョロチョロ流れる湿地の脇に珍しくタツナミソウが咲いていた。歩きやすい山路はヒノキ美林を縫う。それほどのアップダウンもない。咲く花は少なく、林立するヒノキの根が地上に立つ造形が興味深い。高台のベンチに立て札があり、乗鞍岳展望地と書かれているが、今日の天気では何も見えない。おしゃべりタイムの気ままな森林浴を楽しみながら歩く。緩やかな下りを繰り返すと、森林鉄道の発車を促すアナウンスが聞こえ、赤沢橋の左岸に着いた。

消化不良のオオヤマレンゲを見つけるべく、ふれあいの道をたどってみたが、あるのはヤマボウシだけ。森林鉄道沿いのアスナロ橋、丸葉橋を渡ってから引き返す。結局最初の群生地にもどり、さるぼぼさん情報のオオヤマレンゲにカメラが集中した。
時々小雨がぱらつくので、この後、左岸の休憩所で昼食をとった。総勢7人。雨具を使うこともなかった空模様に感謝しながら、腹ごしらえ。帰路途中でヤマオダマキ、ホタルブクロを愛でてから、一路名古屋へ。


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