山名 |
水木沢自然林 |
標高 |
m |
所在地 |
長野県木祖村 |
登山日 |
2004年7月10日 |
天気 |
曇り後雷雨 |
メンバー |
夫婦 |
コースタイム |
06:30 |
自宅発 |
09:10 |
木祖村水木沢駐車場 |
11:00 |
管理棟談話 |
12:20 |
木曽駒キビオ峠昼食 |
16:00 |
自宅 |
|
境峠の別荘地に済むNさんからメールが入り、水木沢のタマガワホトトギスが咲き始めたとのこと。天気が悪くなる前にと、早めに出かけてみた。水木沢自然林駐車場には今日も車はない。管理棟に声をかけたが返事がない。トイレに行ったらオヤジさんが掃除中。用を済ませて出てきたら、「熊除けの鈴を持って行きなさい」。とのこと。「夫婦だから一つだけでいいよ」。
橋を渡りヒノキの薄暗い道を登りかけると、左の林床に小さな白い花がいっぱい咲いている。良く見るとツルアリドオシである。赤い実も葉の間に認められる。早速撮影にかかるが極めて暗い。感度アップしても1/30秒で絞りもままならない。開放値で何枚も撮ったが、満足行くものはなかった。キソチドリが二株認められた。分岐路を太古の道、右に折れてしばらく行くとお目当てのタマガワホトトギスが現れ始めた。不思議な花である。今にも泣き出しそうな暗い空。花咲く林間は尚更暗く撮影には不向きだが、根気よくねばってみた。奥行きのある花はピントの合わせ所が問題になる。雨が降り始めたのを潮時と切り上げる。間もなく土砂降りの様相。無理をせず引き返すことにした。雨の中を団体さんが登ってきた。あいさつを交わしながら急いで管理棟まで戻った。鈴を返したら、「お茶でも飲んでいきなさい。雨だからゆっくりすればいい」。
キキョウ・ヒルガオ・右二枚は同定中。
帰路を19号でダイレクトに帰るには早過ぎるので、木曽駒高原から林道経由で上松に抜ける道をたどってみた。別荘地の道は入り組んでいる。駒ノ湯から左に上がって行ったらキビオ峠に出た。天気が良ければ乗鞍、御岳が望めそうな場所である。屋根付きの休憩所があるので、ここでゆっくり昼食を取ることにした。けたたましい雨が降り出した。バケツをひっくり返したような凄まじさである。雷もスゴイ。コーヒーを飲みながら空を伺い頃合いを見て車までイチモクサン。帰り道の木曽谷はずっと雨で、ワイパーも役に立たない豪雨が続いた。 |