2005年10月10日
恵那武並・中部大恵那キャンパス
大平峠・夏焼山中止
妻籠
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北アルプス行きを中止して悶々の三連休。
最後の一日に急遽、花仲間と野草詣で。出かけたのが恵那武並の里山。以前から案内したいと思っていた場所だが、この時期では珍しい花は少ないだろう。
センブリにはまだ半月早く、棚田には小さな秋花が咲きこぼれている。サワギキョウはすでに終わっていたが、ウメバチソウが二輪だけ咲き始め。終わったと思っていたイワショウブがまだまだ元気。沢筋はミゾソバに埋まっている。雨露に濡れるキキョウが一輪。強烈な青紫にカメラを向ける。トキソウやサギソウの咲く湿地には、名残りのミミカキグサとシラタマホシクサがポツン、ポツン。まだ11時前。
時間を持て余して木曽路から中山道へ。
ツヅラ折れの道を大平峠に。再び雨が降り出したので四阿で昼食を取る。夏焼山の瑞々しい自然林を歩くつもりだったが、この雨足では難儀するだけ。四方山話を車に持ち込み、ツヅラ折れを引き返す。妻籠宿は相変わらずの旅人でにぎわっている。私たちも仲間入りして古き時代へ。歴史をたどるより、視線は路端の花々へ。ツリフネソウには興味なく、シュウメイギク、シュウカイドウ、ブーゲンビリアへ・・・。
帰路、中津川の栗きんとんを調達すべく川上屋へ立ち寄ったが、行列状態。あきらめきれない仲間を恵那の店に案内し、名古屋へ戻った。午後4時。 |