蓼科紅葉と北八初雪 デジカメ山野草トレッキング
蓼科紅葉と北八ヶ岳新雪

 
クリック拡大表示

カラマツ紅葉・黄葉
※経営の崇高なる師・PFドラッカー氏に捧ぐ。
「95才の訃報に捧げる詩」


晩秋の彩り


新雪を求めて北八ヶ岳坪庭へ


2005年11月12〜13日
12日 蓼科東急ゴルフコース
13日 北八ヶ岳・坪庭周回
参加者総数11名。
東芝373会。

蓼科東急ハーヴェスト
東急蓼科ゴルフコース
和食処・蓼の花
そば処・おっこと亭
毎年恒例の東芝OB・373会が蓼科にて開催された。早朝6時半にK君を拾い、春日井インターチェンジから中央道へ。8時半に諏訪ICを下りて、茅野駅でN君と待ち合わせ。9時半に蓼科東急ゴルフコースに着いた。すでに懐かしい仲間は全員集合。寒さに震えながら一年半振りのクラブを振った。

実は昨年春から左が50肩。私が世話役のゴルフコンペも5月から棄権し、スタートホールで挨拶して見送る辛い毎月が続いたが、やっと肩の痛みから開放され、久々のコース巡回である。スコアはダボペースより多い111と散々だったが、昔の仲間と楽しい一日が過ごせた。プレーの後、東急ハーヴェストに入り、温泉に浸かって疲れを癒してから宴会場の蓼科湖畔、蓼の花へ。ここは初めての利用だが、予算の割には料理も設備も接客も上。「客室係の女性の雪肌と物腰は絶品」との評はO君であり、私は、女将の腰の低さと上品な笑顔が気に入った。いずれも「腰」が焦点だったようだ。ホテルの山田支配人にお世話してもらったが、彼の親切心には顧客満足以上のサービス精神があり、いつもながらの感謝、感謝である。永久幹事、遠ちゃんの音頭で乾杯!。毎年の呼び掛け、世話役、ご苦労様。宴たけなわ、参加者の近況が報告されたが、短時間での話題のまとめ方のうまさと多彩なボキャは、さすがに東芝で戦ってきた面々。リタイヤ後の生き様に刺激された。有名人のN君は、個人情報保護対象外なので、その記事へリンクする。

ホテルに戻り、二次会でコンペ表彰。諏訪の地酒調達を忘れたが、好意の差し入れ(古酒紹興酒・15年物オールドパー・袴付き焼酎)多く、したたかに酔い痴れて、酔い覚まし入浴後、前後不覚で曝睡。早朝5時まで快眠。目覚めは快適。窓外の静寂は、八ヶ岳のシルエットに星降る天空。今日の天気は小春日和、間違いなしだろう。目覚めたK君に熱いお茶を煎れ、談笑の後、朝湯に。

7時半。バイキングスタイルの朝食を取り、連チャンでゴルフを楽しむ仲間を送り出してから、観光組の行動を話し合った。新雪をまとった北八ヶ岳散策を提案し、全員の了解で、一路、横岳ロープウエイへ。今年初めての銀世界を坪庭周回に求めた。小一時間の散策だったが、一足早い冬を味わうことができた。戻ったロープウエイターミナルは、観光客で溢れていた。不思議な光景に今更ながら驚く。観光地に集まる全ての日本人が、記録道具を持っていること。ITの進化は、カメラ機能付き携帯電話とデジカメで、1億日本人オールカメラマン化を成している。

O君の情報をたよって、昼食に蕎麦処を訪ねた。忘れっぽい私がK君に問う。「O君が言っていたお店の名前は?」。「忘れないように関連づけて憶えるといい。おっとこ亭だから、男、オトコ亭、オットコ亭と憶えればいい」。富士見高原方面に車を走らせ、庭先で秋の収穫に忙しい農家のおばさんに聞いてみた。「おっとこ亭はどこですか?」。「?・・」。しばらくしてニヤッと笑い、「オッコトテイ、おっこと亭だよ。乙事部落まで行けば、指示が出ているよ」。

晩秋の信州を訪ねたら新ソバに限る。幾分細切りだが、腰のある上品な歯ごたえを堪能し、この旅に終止符を打った。関東方面へ戻る仲間と握手を交わし、来年の再会を誓って名古屋へ戻ることにした。

南ア・中ア周辺へ戻る  山歩記のトップへ