山名 |
高畑山 鈴鹿 |
標高 |
773m |
所在地 |
三重県 |
登山日 |
2006年10月15日 |
天気 |
快晴 |
メンバー |
夫婦 |
コースタイム |
08:30 |
側道駐車帯 |
09:00 |
鈴鹿峠 |
10:30 |
高畑山頂/11:10 |
12:05 |
鈴鹿峠 |
12:30 |
側道駐車帯 |
スギ林の囲まれた鈴鹿峠
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樹間を縫う秋風が心地いい。登りにほてった身体を気持ちよく冷やしてくれる。先週は荒れる槍ヶ岳を目指してバテたが、今朝はのんびり、春以来の鈴鹿を妻と二人で楽しんでいる。明るい雑木林の稜線は適度にアップダウンを繰り返しながら高度を上げていく。
今週末は自宅でおとなしくしている積もりだったが、あまりにも明るい朝日にむずむず。妻を無理矢理起こして、出かけることを促す。「軽く歩いてみない?」。渋々肯く妻を急き立てて準備させ、7時過ぎに自宅を出た。8時前に亀山ICを降りて1号線を西へ。鈴鹿峠手前で片側一車線が一方通行になり、途中で右の側道に入った。片山神社に近いポイントで駐車できる場所探し。うまい具合に見つかったので駐車して山歩きの装備を調え歩き始めた。まずは片山神社へ寄り、その右の石畳の道をたどる。1号線の高架をくぐって登ると、鈴鹿峠の道がある。アケビの実が垂れているので写真を撮ってから、その実をストックで引き寄せ、枝を握ったら妻の声。「その木はウルシよ!」。
このコースは鈴鹿峠を右にとり、スギの植林帯をたどると、間もなくコナラ、リョウブ、ブナ、アカマツなどが混在する稜線沿いの山路を歩くようになる。それほどキツイ登りでもなく、休むこともなく変化に富んだ小さなアップダウンを繰り返すうちに頂上に着く。途中、ガレた危険個所もあるが、慎重に渡れば何ら問題はない。
山頂の展望は360度遮るものがなく、絶好の休息地である。妻と二人、のんびり食事タイムを過ごした。この日出会ったのは、カップル2組と家族パーティ1組だけの、静かな山域だった。
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