納古山 デジカメ山野草トレッキング
納古山
のこやま 岐阜七宗町 633m

 
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左/御岳。 右/中央アルプス主稜の峰〃。左から木曽駒、宝剣、熊沢、空木、南駒、越百の山並み


飛騨川と名古屋の展望

名古屋駅のツインタワー高層ビル群がはるか彼方に望まれる。手前山並みは右から鳩吹山、弥勒山から猿投山へ。


山名 納古山 岐阜七宗町
標高 633m
所在地 岐阜県七宗町
登山日 2007年1月14日
天気 快晴
メンバー 夫婦ほか4人
コースタイム
08:30 中級コース登山口
09:05 岩場取り付き
09:40 尾根分岐
09:50 納古山頂/10:45
11:50 駐車場
コースタイムは夫婦のんびり時間です。

ドライフラワー

ノリウツギの4枚花弁は、萼片なので、冬になってもそのカタチを止めている。ドライフラワーとして持ち帰りたくなる造形である。
6時半にUさんを拾い、春日井インター手前にある落合公園でKさんと待ち合わせた。この公園は朝7時から夜10時半まで駐車場が開放されている。春日井インターから中央道土岐ジャンクションで東海環状に入り、美濃加茂ICで下りて、国道41号経由で七宗町に入った。

ロックガーデンを右に見て、国道が右に曲がり橋を渡る手前を、直進して七宗町役場方面に取り、踏切を渡って直ぐ左折すると納古山の大和谷林道に入る。5分も走ると中級コースの第2駐車場がある。簡易トイレが設置されている。車は5台ほどしか停められない。好展望の納古山は地元ファンが多く、冬の8時過ぎなのに、すでに駐車されている車が多い。昨夜も天気が良く、放射冷却で冷え込みはきつい。零下5度ぐらいか。山靴に履き替え、準備が整ったのが丁度8時半。林道を左に折れて中級コースに入る。

沢沿いの緩やかな登りはスギの植林帯。4年前の正月大雪でなぎ倒された倒木帯を歩く。登山道は整備されているが、倒木は放置されたまま。間伐も行き届いていないので、折角の植林は直立性も悪く、幹回りも不揃いである。30年は過ぎているだろうが、構造材に使えるものは少ないようだ。先週末に降った雪が残っているが、根雪にはなっていない。今年は暖冬である。エルニーニョの影響と言われるが、温暖化は確実に進んでいるように思う。

30分も歩くと、しおの道にぶつかり、左に緩やかに進むと、道は右の支尾根を登るようになる。回りは二次林に変わり、アカマツ、コナラ、クヌギ、リョウブ等々。勾配がきつくなって、それぞれが防寒着を脱ぎ、水を補給する。登山道に岩場がまじり、徐々に視界が開けてくる。小高い岩の上で、大きな御岳が眼前に広がる。雲ひとつない快晴である。更に尾根筋を登って小さくダウンアップすると、納古山境界尾根に出る。この分岐を左に折れて一端下り、登り返せば山頂に着く。
納古山の頂には、すでに3組ほどの先客が山頂の展望を楽しんでいる。360度、遮るもののない好展望である。白山から乗鞍にかけて、スカイラインに雲があるだけで、あとは青空が支配している。御岳から中央アルプスにかけては白い峰々が横たわり、恵那山のはるか彼方に南アルプスの塩見岳もうかがえる。南に目を転じれば、飛騨川がうねり、美濃加茂の街のはるか彼方に名古屋の高層ビル群が浮かんでいる。

午前10時。小春日和の山頂で早めの昼食。こっそり持ち上げた鬼ころしをグイッ。生憎と呑み仲間不在。今日のお連れは妻を含めて三人ともカシマシお嬢。お年のころは10年取って5、6歳とか。白一点の僕はちびり、チビリ。かれらはコーヒータイム。約一時間の贅沢な山頂タイムを惜しみつつ、別れを告げて下山した。下りは境界尾根の初級コースをたどり、周回して駐車場に。

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