のんびり山歩き・サギソウをたずねて
デジカメ山野草トレッキング
サギソウを訪ねて


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2003年8月16日
東山道・神坂峠を振出に富士見台、
中山道・馬篭から中津川、根ノ上
高原を経て恵那へ下りました。
7月末に白馬岳で撮影したウルップソウは、レッドリスト絶滅危惧氓a類(EN)に上げられている。このサギソウはワンランク下の類(VU)に含まれる。
日当たりのいい湿地に咲く3cmほどの白い小さな花を求めて、真っ暗な名古屋を発ち、中央道を中津川へ向かった。天気図ではひどく崩れることはなさそうだ。まずは中山道の神坂峠を目指すことにする。うまくいけば富士見台までのルートで雲海が撮れるかも。
中津川ICから馬篭方面へ道を取り、ツヅラ折れの道をたどる。雲は低く垂れ込めているが、明るさを増しているので雲表に出ることを期待する。林道沿いに薄紫のガクアジサイが昨夜の雨をうけて輝いている。素直に美しいと感じ、車を停めてカメラにおさめる。
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そんな悠長な時間もないのに。神坂峠は木曽谷と伊那谷を結ぶ古代東山道の要所であった。峠の道を左に折れると駐車場がある。10台ほどしか駐車できそうもないが、すでに5台駐車してある。おそらく恵那山を目指している人たちの車だろう。

車を停めて山靴を履き、直ぐに登り始めることにする。
 
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神坂峠から15分ぐらい登ると木曽側の展望が開ける。


● 富士見台1,739mへ続く 

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