ワークライフバランス「幸せを育むMyワークライフ日記」

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中部3県企業の「働き方改革への取組」実態調査出所/日経新聞2017/10/31
・有給休暇の取得促進・育児介護の制度拡充・高年齢社員の活用・女性比率の目標設定・風通しのいい職場づくり・独自の有給休暇制度・配偶者手当を子ども手当に転換・男性の育休促進・有給休暇の時間単位の使用・病気治療などへの時短制度・同一労働同一賃金・在宅勤務などテレワーク・副業の容認・時間などを区切る限定正社員など ※比率の高い順

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幸せを育むMyワークライフ日記line

1年365日、8760時間が、どのように使われているか、計ったことがありますか?
今、あなたが30歳とすると、262,800時間という天文学的な数字になります。
この時間を有効に活用することで、あなたの人生は楽しく幸せに暮らすことができます。

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myワークライフ日記
毎日のワーク時間、ライフ時間、健康睡眠時間の三つを計り、そのバランスから人生の幸福度をチェックします。標準的には、ワーク:ライフ:睡眠=1:1:1です。
・ワークには通勤時間も含めます。
・ライフは更に二つに分類して傾向をチェックします。
 家事&整理/食事、トイレ、風呂、美容、料理、掃除、補修、洗濯、買い物、子育て、家計
 楽しみ幸せ/交友、親族の冠婚葬祭、団らん、行楽、スポーツ、趣味、勉学、外国語

楽しい暮らしの基本はお金です。貯蓄は将来の安心を形成します。Myワークライフ日記では、時間とお金を記録して幸福度をチェックします。所得の10%〜20%は貯蓄したいものです。

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ワークライフバランス資料1
社会人である限り、働かなければ収入はありません。一般的に西欧諸国は日本に比べて労働時間が少なく、ワークよりライフが重視されています。ブラック企業が少ないのは、国の残業規制が
厳しく、有給休暇の取得率もほぼ100%です。日本は働き方改革が急務です。

OECD諸国の1人当り生産性では北欧諸国が上位を独占しています。日本は悲しいかな20位に甘んじています。トップとの格差は二倍以上です。この違いは時間観念の乏しさでしょう。早く仕事を終わらせて家庭に帰り、家族と団らんの時を過ごす考え方が不足しています。

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ワークライフバランス資料2
ライフ時間の使い方で格差が生まれる例です。掃除、洗濯、料理など、生活上やらなければならない仕事があります。子供ができれば更にやるべきことは増えます。一方で遊びや楽しみたい時間は減っていきます。やりたいことが出来ない不満は幸せとは対極の心理です。

ライフ時間における、家事など必要不可欠な仕事時間と、楽しみや新たな価値を作る時間を比較することで幸福度が見て取れます。会社で仕事、家に帰って家事だけの生活を送っていれば、誰でも人生に嫌気がさします。仕事時間と家事時間を減らすアイデアが望まれます。

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ワークライフバランス資料3
三つのグラフで示すように、ワークライフバランス、ライフ幸せバランス、貯蓄バランスで幸福度を計って下さい。ワークよりライフ時間を増やすアイデア。ライフの中で幸せを実感できる時間を創出する努力。お金を貯める節約観念。幸せは自分で育てるものです。


◆ワークよりライフ時間を増やすアイデア自分さえ良ければいいという無責任では決して幸せな人生は送れません。多様化したライフスタイルは個人差に直接表れますが、ワークスタイルは働き方改革でフレキシブルに合意点を見つけたいものです。ワークの目的は、生産性を上げて労働時間短縮と収益向上を成すことです。

過労死などブラック企業がやり玉に挙がっています。国が進める「働き方改革」には二つの論点があります。「生産性の向上」と「労働時間の短縮」です。社員満足度を高めながら、収益性も確保できる方策を見つけるべきで、三つの目的を掲げるべきです。

 目的1. 生産性の向上による収益の確保(安全性を担保出来る社内留保)
 目的2. 過労に陥らない労働時間の短縮(ワークライフバランスの最適化)
 目的3. 労働時間を短縮しても担保出来る従業員賃金(年俸のアップ)

働き方改革

上図のフレームワークは職務の難易性と労働時間で現状の仕事環境を表したものです。経営者はハードワークでロングワークしなければ、会社は右肩上がりの成長は困難と考えます。この思考を改める時代が来ました。「労働時間を減らせば生産性が上る」という意識改革です。

例えば、18時以後は残業禁止にすると、社員はどういう働き方に変わるか?
1. 仕事の重要度と緊急性で優先順位をつけ、時間を予測し集中するようになる
2. 定時で仕事が片付かない時は、チームメンバーの協力を上司を通じてお願いする
3. 翌日、フレックス早朝出勤して時間に間に合わせる
4. ホームオフィスの在宅勤務を申請し、空いたときに代休を取得する
5. 1週間の業務の混み具合を予測し、外注又はワークシェアを申請する

社員が自主的に働き方を考えるようになると、時間意識が高まり、生産性もアップします。生産性が上れば会社の収益性も良くなり、賃金、労働時間共に社員満足度が高まるので、モチベーションも高まって、更に職場環境は活性化される。

◆ライフにおける家事など必要不可欠な仕事時間を減らす独身世帯と家族世帯では異なります。家族である限り、みんなの幸せが大前提です。幸せを育むための共同作業は家事に始まります。気配りと思いやりで家事を分担するのは当たり前のこと。よく話し合って家事を効率的に短縮し、煩わしい仕事は手早く処理したいものです。

家事を終えて余った時間を何に使うか。家庭会議を開いて話し合ってください。みんなで楽しむ時間も家族円満の秘訣ですが、平日、毎日作ることは無理かもしれません。そんな時は曜日で決めるとか、休日にじっくり楽しむとか、計画的に家族団らんの時間を決めて下さい。

家族を構成する個人にはそれぞれのライフスタイルがあります。男親はゴルフ好き、女親はテニス好き、子供はサッカー好き。それぞれの趣向に合わせてみんなが納得する楽しみ時間を認めたいものです。個々の趣味、勉学など、幸せを実感できる時間を有意義に使いましょう。

◆生涯貯蓄はいくらあれば安心できますか? 一億総活躍社会になりつつあります。健康寿命は71歳を越えました。リタイヤ年齢は70歳になるでしょう。この70歳を迎えるときに、いくら貯金があれば安心して余生が暮らせるでしょう。若い人は考えたことがないので分からないと言いますが、これは大問題です。

持ち家があり借金がない条件でも収入が年金だけでは暮していけません。
夫婦二人で1ヶ月当り国民年金では13万円、厚生年金では20万円程度の収入です。
歳を取ると節約意識が勝り活動力も鈍りますが、年金だけでは生活が窮屈です。

1ヶ月10万円の貯蓄余力があれば何とか生活できるでしょう。1年で120万円。
90歳まで20年×120万円=2,400万円の貯蓄がないと不安です。
90歳を越えたらどうしよう? そこまでは考えないことです。あとは天に任せましょう。
持ち家があれば何とかなります。

不安をなくすことで幸せが宿ります。数字で具体化する人に幸せは微笑みます。ワーク時間、ライフ時間、健康睡眠時間とお金の収支を具体化する、ワークライフ日記を毎日書きチェックすることで価値ある一年を暮して下さい。きっと幸せが微笑んでくれます。


◆幸せを育む「Myワークライフ日記」エクセル無料進呈!
仕様/マイクロソフトエクセルver.2013にて制作。1ファイル3シート構成。マクロなし。
(株)一光社プロ・長山伸作制作。2017年9月5日。非売品。
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