BSC経営者研修-2

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コース2(活用編)経営戦略組織の管理手法
研修内容
 第1日で(作成編)を終了し、第2日は目標を必達させる運用法、管理法を修得する
 6.経営指針鳥瞰図から自社実力を確認する→→→あなたはどこに立っていますか?
 7.「3つの哲学」から展開させるワークライフバランスの「働き方改革」
 8.月次報告書の検証とPDW問題解決の習慣化・ホウレンソウ定義5S風土
 9.増収増益、営業力強化戦略アクションプラン 
 10.永遠の課題を解決する自動業績評価と公平な人事考課
 ※質疑、アンケート

抜粋して解説します

行動計画があっても目標管理がない行動計画を立てても、目標管理体制が構築されていなければ、元の木阿弥で成果は出ません。行動計画に忠実に行動しても、善し悪しの報告がなかったり、報告があっても検証示唆がない体制です。戦略論は戦争に基づいています。現在のグローバル環境は経済戦争状態です。

臨戦状態の現場は時々刻々、戦局は変化します。そんな状況下では、戦況の報告と次なる作戦の判断は生死に係わります。日本は、世界でも稀な平和な国です。平和ボケしています。一年間任せっ切りで報告検証のない企業もあります。

月次決算の重要性を説いてきましたが、現代経営は日次決算の時代に突入しました。スピーディな現場からの報告と、間髪を入れない検証、示唆、指導のリターンが行き交う機能的な組織の構築が急務です。先進企業はインターネットによるリアルタイムシステムを活用しています。

小さな会社でも、行動計画と目標管理が機能し、善戦している優良企業は存在します。彼らは決して天才でも秀才でもありません。毎日、コツコツ、目標管理しながら問題解決を図っています。アクションプランによる業務改革は、ちっとも難しくありません。たったA4版一枚のシートで、計画+行動+管理するだけです。成功への習慣行動はコツコツだけです。

速やかな戦略月次決算の重要性アクションプランメインシートの右側に配置。月次決算のデータをグラフ化して見やすくしています。財務の重要指標を素早く作り、キャッシュフローで資金繰り管理します。
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月次決算

月次報告書の検証とPDW問題解決月次で遂行業務を評価するサイクルで成長を図ります。作りやすく検証しやすい、手間いらずの書式です。各視点の達成率から問題点を洗い出し、課題を設定して解決策を求めます。チームワークで解決策のシナリオを採用し実践し成果をヨコテンし成長を促す仕組みです。

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月次報告書

自動業績評価と公平な人事考課同一労働同一賃金は社会保障上の原点です。しかし、生産性向上が企業の目的である以上、頑張って努力し成果を出したものが報われなければ、推進力は持続しません。このBSCアクションプランでは、公平に四つの視点の達成率で自動業績評価しています。

業務評価表

BSCの4つの視点の達成率を総和して、バランスよく自動評価します。これを業務評価とし、人事考課と合わせて公平性を保つようにします。
人事考課

永遠の課題と言われる人事考課のあり方も是正しました。賞与時期に合わせて年二回の人事考課が実施されていますが、考課する人の普遍性は疑問が多く不公平感は免れません。ここでは月次報告書をもとに個人面談し、部下の自己評価を話し合いながら上司の評価を採用します。

毎月の月次報告書による面談評価は、見えない人事考課の不公平感を取り除いています。


あなたはどこに立っていますか? ↓画像クリック拡大表示
経営指針鳥瞰図


私は哲学的な解決を重視しています。経営管理者は、社員の信頼を得て初めて経営力が生きてきます。面従腹背の組織では思うように運びません。まず、己の客観的な人間性を高めるために、仕事哲学、経営哲学、人生哲学を掘り下げて、信頼に値する人間性を磨いて下さい。

人は百人百様です。ダイバーシティが問われる現代です。100%は無理としても、2/3の大多数が「あの人が言うことだから」と素直に賛同してくれる人格を培ってください。京セラの稲盛流は、人心を掌握する哲学にも宗教学にも通じています。

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