中部大学サハリン第二次植物調査隊
No.1 629日 中部国際空港→函館


函館山の夜景
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100万ドルの夜景にふさわしい天気に恵まれた。
サハリン遠征の好天を予感させる前夜である。


赤レンガ倉庫群の夕景と、大三坂(チャチャ登り)の函館ハリストス正教会



中部国際空港・搭乗ゲートにて。

赤レンガ倉庫群のビアホールにて夕食。


◆行程 6月29日
天気 晴れ
行程 名古屋→函館
12:00 中部国際空港集合
13:55 ANA393便離陸
15:25 函館空港
16:15 ホテルJALシティ函館
17:00 散策
18:00 レンガ通り夕食
20:00 函館山夜景

昨年に続き2度目の遠征ともなると、慣れからだろう、準備に手が付かない。ちゃっかり、酒と嗜好品だけは買い込んであったが・・・。結局、当日朝7時から自室で店開き。携行品リストを見ながら部屋いっぱいに持ち物を広げ、一つずつチェックしながらザックに収納。朝から暑く、汗だくの作業は2時間かかって完了。風呂で汗を流し、すっきりして朝食。昨年の資料をもとに、書類の再チェックをして準備万端。

正午に国内線全日空搭乗カウンター前に全員集合。受付カウンターで手続きし、手荷物を預けてから昼食をとった。定刻通りにANA393便は発ち、無事に快晴の函館空港に着く。同行する名寄の柴田さんと合流し、20分毎に運行されているシャトルバスで終点のホテル、JALシティ函館に。時間も早いので、散策がてら函館の幸を求めて夕食をとり、夜の函館山を見物することにした。

函館湾内に隣接する赤レンガ倉庫群のビアガーデンで宴が催された。地ビールで乾杯し、イカの鉄板焼き、アスパラガスのバター炒め、鹿肉のステーキ、ジンギスカン鍋などなど、美味にアルコールが進む。ついつい時の経つのを忘れてしまい、夕闇の迫るのを忘れていた。函館山夕景に間に合わない。タクシーと交渉して二台に分乗し、山頂へ。観光バスで9合目から渋滞している。タクシーは追い越し可能で何とか頂上駐車場へ。私はイチモクサンで展望台へ駆け上がった。すごい観光客の群をかき分けながら撮影ポイントを確保してバシャバシャ、シャッターを切る。スカイラインが見えにくい。10分遅かった。それなりの写真が、トップに掲げたものである。

プロローグの函館の夜は、明日からのサハリン好天を祝う前夜祭。
星空は秋の夜を思わせる、透明感を漂わせていた。


プロローグ名古屋→函館函館→ユジノサハリンスクチェーホフ山チシマザサ峠
植物園・黒川湿原トゥナイチャ湖サハリン→名古屋サハリン植物図鑑


カメラ片手の山歩きへ