掲載山野草/キバナアキギリ・キバナイカリソウ・キバナカワラマツバ・キバナシャクナゲ・キバナノアツモリソウ・キバナノアマナ・キバナノコマノツメ・キバナノヤマオダマキ・キバナノレンリソウ・キバナハタザオ・キブシ・キュウリグサ・キランソウ・キリ・キレハヒメオドリコソウ・キンエノコロ・キンコウカ・キンポウゲ・キンミズヒキ・キンモクセイ・ギンラン・ギンリョウソウ・キンロバイ・
高山植物 山野草早わかり辞典「きは〜きん」花の写真集
名前検索
●
トップページへ
名 前
キバナアキギリ【黄花秋桐】
説 明
短い地下茎があり、群生することが多い。茎は四角形で高さ20〜40cm。葉は対生し、長さ5〜10cm、幅4〜7cmでふちには鋸歯があり、基部が左右に三角状にはりだしている。先は鋭くとがる。葉柄には毛が多く、葉の両面、特に脈上に毛が多い。茎の先に淡い黄色の唇形花が段々になってつく。花は長さ3cmほどで、大きく口をあけている。
別 名
学 名
Salvia nipponica
属 名
アキギリ
科 名
シソ ()
花・果期
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
分 布
本州〜九州
生育地
山地の木陰
整理番号
3445
備 考
撮影データ/麦草峠横谷峡2005.8.14
花 言 葉
名 前
キバナイカリソウ【黄花碇草】
説 明
高さ20〜40cm、イカリソウに似ているが淡黄色で大きく、花弁は、長さ8mm、がく片は8枚あるが外側の4枚は早く落ちる。距は2cm以上となり、4本あっていかり状となる。雄しべ4本は花弁の基部につく。葉は3出複葉で、小葉は大きく、先はとがる。
別 名
学 名
Epimedium koreanum
属 名
イカリソウ
科 名
メギ ()
花・果期
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
分 布
北海道(渡島半島)、本州
生育地
山地
整理番号
3017
備 考
撮影データ/岐阜県舟伏山2005.4.29
八方尾根2005.6.25
花 言 葉
名 前
キバナカワラマツバ【黄花河原松葉】
説 明
高さは30〜80cmになりやや固い細い毛があるがとげはない。葉は8〜10個ずつ輪生し、長さ2〜3cmの線状で先端に短い刺があり、ふちはやや裏に巻き込む。
茎の上部で分枝して泡立つように多数の黄色い4弁花をつける。花の直径2mmほど。花の色が白いものをカワラマツバといい、葉が無毛である。
別 名
学 名
Galium verum var.asiaticum
属 名
ヤエムグラ
科 名
アカネ ()
花・果期
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
分 布
北海道〜九州
生育地
日当たりのよい乾いた草地
整理番号
2190
備 考
撮影データ/長野県八方尾根2004.8.1
花 言 葉
名 前
キバナシャクナゲ【黄花石楠花】
説 明
常緑低木.合弁花.互生.枝は地をはって広がるか斜上する.枝先の1個の花芽から2-7個の花を開く.花冠は漏斗状鐘形で,筒部内面に短毛散生.萼は皿形で極小さく,縁は浅く波打つ.雄蕊10,花糸は下半分に短毛.
別 名
学 名
Rhododendron aureum
属 名
ツツジ
科 名
ツツジ (Ericaceae)
花・果期
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
分 布
北海道〜中部(中北部)の高山
生育地
ハイマツ林の林縁や風衝草原
整理番号
0098
備 考
日本産のシャクナゲでは,最高所に生える.
撮影データ/長野県三ノ沢岳
5337-5613 2002.7
花 言 葉
威厳、厳格、壮厳
名 前
キバナノアツモリソウ【黄花の敦盛草】
説 明
高さは20〜40cmで、茎には毛が多い。葉は茎の下部に2個が対生状につき、長さ6〜15cmの広楕円形で、基部は茎を抱く。ふちと裏面の脈上には短毛がある。茎の先に袋状になった唇弁が目立つ花を横向きに1個つける。唇弁は長さ3cmほどで、黄色と紫褐色のまだら模様になっている。
別 名
学 名
Cypripedium yatabeanum
属 名
アツモリソウ
科 名
ラン ()
花・果期
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
分 布
北海道、本州(男鹿半島、中部地方)
生育地
山地から高山にかけての草地
整理番号
3413
備 考
撮影データ/入笠湿原2005.6.18
花 言 葉
あなたをとらえる
名 前
キバナノアマナ【黄花の甘菜】
説 明
地下に10〜15mmほどの鱗茎(球根)があり、早春に葉と同時に花茎を出す。根出葉は線形で、柔らかい。長さは15〜30cm、幅は5〜7mmで、やや厚みがある。花茎の先端に数個〜10個の花を咲かせる。花は開花直後は黄緑で、やがて黄色になる。花披片は長さ12〜15mm。
別 名
学 名
Gagea lutea
属 名
キバナノアマナ
科 名
ユリ ()
花・果期
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
分 布
北海道、本州(中部地方以北)、四国
生育地
山裾の林の下や草地
整理番号
3034
備 考
撮影データ/伊吹野2005.3.21
花 言 葉
名 前
キバナノコマノツメ【黄花の駒の爪】
説 明
多年生草本.離弁花.茎は細く斜め立ち,地下茎は短く匍匐し,節は密に接近.葉には波状の鋸歯,托葉は離生し全縁.花柄は茎上の葉腋に出て,小さな苞がつく.側弁無毛,唇弁は大きく,褐色の条があり,距は極短.
別 名
学 名
Viola biflora
属 名
スミレ
科 名
スミレ (Violaceae)
花・果期
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
分 布
北海道,本州(中部以北),四国,屋久島
生育地
高山の湿った草原
整理番号
0099
備 考
本種は,北極を取り巻く広い地域に分布するほか,ヒマラヤにも分布する.
撮影データ/長野県千畳敷
5337-5625 2002.7
花 言 葉
可憐
名 前
キバナノヤマオダマキ【】
説 明
ヤマオダマキの黄化品であるキバナノヤマオダマキは,花全体が黄色.
ヤマオダマキを参照して下さい。
別 名
学 名
Aquilegia buergeriana
属 名
オダマキ
科 名
キンポウゲ (Ranunculaceae)
花・果期
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
分 布
北海道〜九州
生育地
山地の林縁や道ばたの草地
整理番号
1016
備 考
撮影データ/長野県八ヶ岳桜平2002.8
2002.8
花 言 葉
遠くから見守ってます
名 前
キバナノレンリソウ【黄花の連理草】
説 明
多年生草本.離弁花.茎に稜角があり,小葉は2個.旗弁は大きく,内側両側に翼弁.更に内側に竜骨弁(舟弁)があり,花糸が合着して筒状になった雄蕊と雌蕊がある.萼は5裂し,下の萼片が特に長い.
別 名
学 名
Lathyrus pratensis
属 名
レンリソウ
科 名
マメ (Leguminosae)
花・果期
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
分 布
伊吹山(ユーラシア原産)
生育地
伊吹山
整理番号
0101
備 考
原産はユーラシアで伊吹山にのみ帰化した.
撮影データ/岐阜県伊吹山5336-1302 2001.7 長野県上松2004.6
花 言 葉
独立・ 権威
名 前
キバナハタザオ【黄花旗竿】
説 明
多年生草本.離弁花.茎は有毛で時に分枝.葉は柄があり,特に羽状に深裂する.両面有毛で,大きな鋸歯がある.枝先に総状花序をつけ,果時に長く伸びる.花弁は4,雄蕊6.萼片に白毛多い.種子は先に膜質突起あり.
別 名
学 名
Sisymbrium luteum
属 名
キバナハタザオ
科 名
アブラナ (Cruciferae)
花・果期
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
分 布
本州〜九州
生育地
山地
整理番号
1005
備 考
キバナハタザオ属は,世界に約90種,日本には1種だけ野生.帰化植物が多い.
撮影データ/滋賀県伊吹山
5336-1302 2001.7
花 言 葉
名 前
キブシ【】
説 明
落葉低木または小高木.離弁花.互生.樹皮は赤褐色もしくは暗褐色.枝は2稜.雌雄別株.葉の展開前に総序花序が垂れ下がる.雄花序は長く雄花は淡黄色.雌花序は短く雌花は淡緑色.花は鐘形で,花弁4,萼片4.
別 名
学 名
Stachyurus praecox
属 名
キブシ
科 名
キブシ (Stachyuraceae)
花・果期
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
分 布
北海道(西南部)〜九州(日本固有)
生育地
雑木林や林縁,山地の道ばた.(湿り気と日陰を好む)
整理番号
0102
備 考
は髄を灯心に,果実に含まれるタンニンをお歯黒に用いた.
撮影データ/岐阜県串原
5237-7315 2003.4
花 言 葉
出会い
名 前
キュウリグサ【胡瓜草】
説 明
葉をもんで匂いをかぐと、野菜のキュウリの香りがすることからこの名がある。
高さ15〜30cm。根もとの葉は卵円形で長い柄がある。茎の上部に淡青紫色の小さな花をつける。花序はゼンマイ状に巻き込んでおり、しだいに伸びて長くなる。
別 名
学 名
Trigonotis peduncularis
属 名
キュウリグサ
科 名
ムラサキ ()
花・果期
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
分 布
日本全土
生育地
道端や畑
整理番号
2070
備 考
撮影データ/岐阜県伊吹山2005.4.24
花 言 葉
私を忘れないで(白)、真実の愛(青)
名 前
キランソウ【金瘡小草】
説 明
多年生草本.合弁花.全体に縮れた毛がある.茎はまるく,地面を這う.葉縁には鈍い波状鋸歯.花は葉腋につき,唇形花を数個つける.上唇は短く2裂,下唇は3裂し,大きく開出.中央裂片は大きく,更に2裂する.
別 名
ジボクノカマノフタ
学 名
Ajuga decumbens
属 名
キランソウ
科 名
シソ (Labiatae)
花・果期
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
分 布
本州〜九州
生育地
路傍や山麓などの岩の多い草地
整理番号
0103
備 考
別名は,根出葉が地面にはりつくように広がることから.シソ科にはめずらしく茎は丸い
撮影データ/愛知県茶臼山
5237-6562 2003.5
花 言 葉
追憶の日々
名 前
キリ【桐】
説 明
高さ8〜15m落葉高木。樹皮は灰白色。葉は対生し、長さ10〜30cmの広卵形で、粘り毛のある毛が密生する。枝先に淡紫色の花を円錐状に多数つける。花は長さ5〜6cmの筒状鐘形。
別 名
学 名
Paulownia tomentosa
属 名
キリ
科 名
ゴマノハグサ ()
花・果期
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
分 布
生育地
整理番号
2090
備 考
撮影データ/
花 言 葉
高尚・内気
名 前
キレハヒメオドリコソウ【】
説 明
別 名
学 名
属 名
科 名
シソ ()
花・果期
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
分 布
生育地
整理番号
3550
備 考
撮影データ/美濃2006.4.16
花 言 葉
名 前
キンエノコロ【金狗尾草】
説 明
1年生草本.単子葉植物.節で曲がった基部から直立し,余り枝分かれしない.花穂は円柱形で直立する.芒は黄金色を帯び,小穂の1.5-2倍長.第1〜3穎は膜質で,帯白色で,緑色の脈があり,苞穎は小花よりも短い.
別 名
学 名
Setaria glauca
属 名
エノコログサ
科 名
イネ (Poaceae)
花・果期
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
分 布
北海道〜九州
生育地
畑や道ばた,草地
整理番号
0104
備 考
名の由来は,小穂の基部の剛毛が黄金色であることから.
撮影データ/岐阜県梁谷山
5337-5191 2002.9
花 言 葉
遊び・無関心・愛嬌
名 前
キンコウカ【金黄花】
説 明
地下茎が長く伸びてふえるので、しばしば群生し、花時期には湿原を黄色に染めるほどです。名前は鮮黄色の花の色からきています。葉は長さ10cm〜20cmほど、花茎は20cm〜30cmくらいです。花茎の上部の総状花序にたくさんの花をつけます。花のついている花序の部分の長さは10cm。花はふつう花序の下の蕾から開いて上へと咲き進みます。星の形のように見える1つ1つの花の直径は8mm。
別 名
学 名
Narthecium asiaticum
属 名
キンコウカ
科 名
ユリ ()
花・果期
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
分 布
北海道、本州(中部地方以北)
生育地
山地〜高山の湿地や湿原
整理番号
2152
備 考
撮影データ/
八方尾根2004.07.18
花 言 葉
威厳
名 前
キンポウゲ【金鳳花】
説 明
ウマノアシガタ参照
別 名
学 名
Ranunculus japonicus
属 名
キンポウゲ
科 名
()
花・果期
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
分 布
日本全土
生育地
整理番号
0105
備 考
撮影データ/長野県大久保峠・大平峠
5337-1535 2003.5
花 言 葉
光栄,子供らしさ
名 前
キンミズヒキ【金水引き】
説 明
多年生草本.離弁花.互生.葉は奇数羽状複葉,小葉は縁に鋸歯.托葉は葉柄基部に合着する.頂生の総状花序,雄蕊約12個,2個の雌蕊は萼筒に包まれ,普通は1個だけ成熟.萼筒縁にカギ状の刺に変化した副萼片がある.
別 名
学 名
Agrimonia pilosa var. japonica
属 名
キンミズヒキ
科 名
バラ (Rosaceae)
花・果期
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
分 布
北海道〜九州
生育地
低地,山地
整理番号
0106
備 考
撮影データ/長野県開田地蔵峠 伊吹山
5337-7501 2003.8 2004.9
花 言 葉
感謝の気持ち
名 前
キンモクセイ【金木犀】
説 明
高さは5〜8m。葉は対生し、長さ6〜12cmの広披針形または長楕円形で、ふちはほとんど全縁。葉のつけ根に橙黄色の小さな花が束になって多数つく。花は直径5mmほど。日本には雄株しか渡来していないので、種子はできない。
別 名
学 名
O.fragrans var.surantiacus
属 名
モクセイ
科 名
モクセイ ()
花・果期
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
分 布
生育地
庭や公園
整理番号
3467
備 考
撮影データ/山崎川2005.10.9
花 言 葉
謙遜(けんそん)
名 前
ギンラン【銀蘭】
説 明
高さ10〜30センチ。葉は3〜8cm。茎の先に白色の花を数個付ける。花は長さ1cmほどで、あまり開かず、最盛期でもつぼみのように見える。
別 名
学 名
Cephalanthera erecta
属 名
キンラン
科 名
ラン ()
花・果期
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
分 布
本州〜九州
生育地
山地や丘陵の林下
整理番号
2107
備 考
撮影データ/山梨県入笠山 2004.6.6
花 言 葉
控えめな心
名 前
ギンリョウソウ【銀竜草】
説 明
多年生草本.合弁花.全体に白色で,葉は退化した鱗片状で葉緑体を持たない.枝先に下向きに花をつける.花冠の裂片は筒状で3-5個.雄蕊10個.雌蕊の先は広がり,紫色を帯びる.果実は液果で,下を向いたまま熟す.
別 名
学 名
Monotropastrum humile
属 名
ギンリョウソウ
科 名
イチヤクソウ (Pyrolaceae)
花・果期
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
分 布
北海道〜九州,沖縄
生育地
山地の林中や林陰の落葉中または湿り気のある腐食土
整理番号
0107
備 考
名の由来は,下向きにつく花と鱗状の鱗片葉に包まれた姿を竜に見立てた.
撮影データ/長野県蛇峠山5337-0504 2003.5 愛知県足助2004.4.29
花 言 葉
はにかみ
名 前
キンロバイ【】
説 明
落葉低木.離弁花.よく分枝し,若枝には上向きの白い短毛がある.葉は奇数羽状複葉.小葉は2対.上部の葉腋に鮮黄色の花を1-3個つける.花弁は5個,雄蕊,雌蕊は多数.小花柄には伏毛.萼は革質で,背面は脈が隆起.
別 名
学 名
Potentilla fruticosa
属 名
キジムシロ
科 名
バラ (Rosaceae)
花・果期
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
分 布
北海道,本州(中北部,南アルプスが南限)
生育地
高山地帯の岩場
整理番号
0109
備 考
キンロウバイに似て花が白色のものは,ギンロバイ(ハクロバイ).
撮影データ/長野県麦草峠
5438-0267 2002.8
花 言 葉
掲載写真の転載は商用厳禁です。お問い合せは→
メールで