掲載山野草/ダケカンバ・タケシマラン・タチイヌノフグリ・タチカメバソウ・タチカンツバキ・タチコゴメグサ・タチシオデ・タチドコロ?・タチネコノメソウ・タツナミソウ・タテヤマウツボグサ・タテヤマリンドウ
高山植物 山野草早わかり辞典「たけ〜たと」花の写真集 名前検索
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 名 前 ダケカンバ【岳樺】  説 明 落葉高木.離弁花.互生.雌雄同株.葉は三角状広卵形で下半部は幅広,不整重鋸歯縁,無毛,表面にやや光沢.側脈は裏面に隆起し7ー12対.雄花序は長枝先に1ー数個下垂,雄花は苞鱗に3個.雌花序は短枝に1個頂生.堅果は広倒卵形で両側に膜質の翼.
 別 名 エゾノダケカンバ,ソウシカンバ
 学 名 Betula ermanii
 属 名 カバノキ
 科 名 カバノキ (Betulaceae)
 花・果期
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 分 布 北海道,本州(中部以北),四国  生育地 高山や北地の山地
 整理番号 0224  備 考 和名由来:標高の高いところに生えることから.別名の草紙樺は樹皮を色紙等に利用したことから. 撮影データ/長野県志賀西館山 
5538-0470 2002.2
 花 言 葉 純愛
 名 前 タケシマラン【竹縞蘭】  説 明 多年生草本.単子葉植物.互生.地下茎は細く横走.茎は無毛,ニ又.下部の葉は短く膜質で鞘となる.中部以上の葉は卵状披針形,基部は円い.葉腋から花柄を出し,先に1はなを下垂する.花被片6で淡赤褐色.披針形,平開.葯は広卵形で短毛あり.液果は球形で赤熟.
 別 名
 学 名 Steptopus streptopoides var. japonicus
 属 名 タケシマラン
 科 名 ユリ (Lilliaceae)
 花・果期
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 分 布 本州中北部  生育地 針葉樹林
 整理番号 2230  備 考 果実が黒熟するものをクロミノタケシマランという.基本種のヒメタケシマランは全体小型で葉の縁に毛がある. 撮影データ/長野県蓼科山2004.8.14
南木曽岳2005.5.28
 花 言 葉 来福
 名 前 タチイヌノフグリ【立犬の陰嚢】  説 明 草丈は10cm〜30cmほど。葉は対生し、広卵形でやや大きな鋸歯がある。上部の葉腋にコバルト色の花を1個つける。花は柄がなく、直径3〜4mm。
 別 名
 学 名 Veronica arvensis
 属 名 クワガタソウ
 科 名 ゴマノハグサ ()
 花・果期
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 分 布  生育地
 整理番号 3402  備 考 撮影データ/伊吹北尾根2005.5.21
 花 言 葉 信頼・女性の誠実
 名 前 タチカメバソウ【立亀葉草】  説 明 多年生草本.合弁花.互生.茎は直立しやや圧毛がある.下部葉には長柄あり.花弁は淡青紫色〜白色で,花序には苞がなく,普通双生する.花冠は5裂し,喉部に副鱗.雄蕊5本で花筒よりも少し上につく.萼は5裂し,裂片は鋭頭形.果実は4個の分果よりなる.
 別 名
 学 名 Trigonotis guilielmii
 属 名 キュウリグサ
 科 名 ムラサキ (Boraginaceae)
 花・果期
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 分 布 北海道(南部),本州  生育地 山地帯〜高山帯(下部)の谷間や渓流沿い
 整理番号 3057  備 考 和名の由来は,葉が亀甲状に見えることから. 撮影データ/岐阜県夜叉ヶ池2004.9.25
 花 言 葉
 名 前 タチカンツバキ【立寒椿】  説 明 常緑高木.離弁花.高さ3m程度.枝が縦に伸びる性質がある.花は桃紅色の八重咲きで直径7-9cm.花弁は14-18個.先端は浅裂し,縁は波打つ.
 別 名
 学 名 Camellia sasanqua cv. Fujikoa
 属 名 ツバキ
 科 名 ツバキ (Theaceae)
 花・果期
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 分 布 全国に植栽  生育地 公園,庭など
 整理番号 0164  備 考 サザンカの園芸品種. 撮影データ/名古屋市八事 
2000.2
 花 言 葉 理想の恋、ひかえめな心
 名 前 タチコゴメグサ【立小米草】  説 明 一年生草本.合弁.茎は直立し上部で分枝し下向きの短毛有.葉は両面無毛,縁に4-7対の鋭く尖った鋸歯.上部葉腋ごとに1花をつける.花冠は下唇が短く,上部とあまり変わらない.がくは短毛があり上下に中裂し,側片は更に中部まで分裂.さく果はがくとほぼ同長またはやや短い.
 別 名
 学 名 Euphrasia maximowiczii
 属 名 コゴメグサ
 科 名 ゴマノハグサ (Scrophulariaceae)
 花・果期
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 分 布 本州,四国,九州  生育地 日当たりのよい山の草地
 整理番号 3096  備 考 コゴメグサの名の由来は,白い小さな花が米粒を思わせるため. 撮影データ/長野県鉢伏山2004.8.1
 花 言 葉
 名 前 タチシオデ【立牛尾菜】  説 明 多年生草本.単子葉植物.雌雄異株.茎の基部に鱗片葉.葉は広楕円形,質薄く光沢なし,裏面緑白,長柄有り.葉腋から長柄のある集散花序.雄花は花被片6で平開.雌花は花被片6で反り返る.液果は白粉を帯びた黒色.
 別 名
 学 名 Smilax nipponica
 属 名 シオデ
 科 名 ユリ (Lilliaceae)
 花・果期
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 分 布 本州〜九州  生育地 山野
 整理番号 2087  備 考 茎がはじめ立つのでこの名があるが,生長するとシオデ同様に上部がつる状になる.若葉は山菜に. 撮影データ/岐阜県恵那2004.05.15
 花 言 葉
 名 前 タチドコロ?【立野老】  説 明 茎ははじめ直立し、やがて上部はつる状になる。葉のつちは細かく縮れている。
 別 名
 学 名
 属 名 ヤマノイモ
 科 名 ヤマノイモ ()
 花・果期
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 分 布 本州〜九州  生育地
 整理番号 3532  備 考 撮影データ/奥三河 2006.5.28
 花 言 葉
 名 前 タチネコノメソウ【】  説 明 高さは5〜10cm。茎葉は互生。茎や葉に白い軟毛がある。花には花びらがなく、黄緑色〜黄色の蕚裂片は平開する。
 別 名
 学 名
 属 名 コノメソウ
 科 名 ユキノシタ ()
 花・果期
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 分 布  生育地 山地の谷沿いの湿った場所
 整理番号 3553  備 考 撮影データ/三重県小岐須渓谷2006.4.8
 花 言 葉
 名 前 タツナミソウ【立浪草】  説 明 多年生草本.合弁花.対生.茎に白色の開出毛.葉は広卵心形,両面に軟毛,鈍歯牙縁.茎頂に長い花穂,一方向に花をつける.花冠は唇形,筒部が長く,上唇はかぶと状,下唇は3裂し内側に紫点.分果は黒色,円錐状の細凸起あり.
 別 名
 学 名 Scutellaria indica
 属 名 タツナミソウ
 科 名 シソ (Labiatae)
 花・果期
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 分 布 本州,四国,九州  生育地 丘陵地,野原
 整理番号 2117  備 考 和名由来:花の咲く様子が泡立つ浪をおもわせることから.花色は薄紅紫,白色もある. 撮影データ/岐阜県上松 2004.6.20
 花 言 葉 私の命を捧げます
 名 前 タテヤマウツボグサ【立山靫草】  説 明 多年生草本.合弁花.対生.茎は束生し直立.葉は5ー10対,極短い柄,狭卵形〜広卵形.茎頂に密な花穂.苞は3角状扁心形で縁に長毛.萼は2唇形で上3下2歯.花冠上唇はかぶと状,下唇葉3裂し中央裂片に牙歯.分果は倒卵形,黄褐色でやや光沢あり.
 別 名
 学 名 Prunella prunelliformis
 属 名 ウツボグサ
 科 名 シソ (Labiatae)
 花・果期
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 分 布 本州(中部以北)  生育地 高山
 整理番号 2156  備 考 ウツボグサに比べ葉柄が短く,花糸に凸起がなく,また表出枝もないことナ区別できる. 撮影データ/長野県八方尾根2004.07.18
 花 言 葉 感謝・誠実
 名 前 タテヤマリンドウ【立山竜胆】  説 明 一年生〜越年生草本.合弁花.根出葉は2-3対でロゼット状.植物体は小型で花はやや小さい.茎葉は披針形.花冠は5裂,裂片間の付属片は卵形で先端に歯牙があり,花冠裂片の半分より長い.花色は淡紫色から白色.ハルリンドウの一型とする説と,別種とする説がある.
 別 名
 学 名 Gentiana thunbergii var. minor
 属 名 リンドウ
 科 名 リンドウ (Gentianaceae)
 花・果期
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 分 布 北海道,本州(中部以北)  生育地 高山・亜高山の湿地
 整理番号 0226  備 考 和名由来:立山に多いことから.ハルリンドウより葉・花茎の数が少なく,花冠も小さい. 撮影データ/長野県栂池天狗原 
5537-1635 2003.7
 花 言 葉 物思い


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