掲載山野草/シモツケ・シモツケソウ・シャガ・シャク・シャクチリソバ・シャクジョウソウ・シャクナゲ・シュウカイドウ・ジュウニヒトエ・シュウメイギク・シュロソウ・シュンラン・ショウキラン・ショウジョウバカマ
高山植物 山野草早わかり辞典「しま〜しよ」花の写真集 名前検索
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 名 前 シモツケ【下野】  説 明 落葉低木.離弁花.互生.葉は膜質から革質,披針形から卵形,鋭頭.不整の重鋸歯.今年枝先に複散房花序.花弁5で広卵形から円形.雄蕊25-30で花弁より長い.花柱は子房の2倍.袋果は無毛または腹縫合線上に有毛.
 別 名
 学 名 Spiraea japonica
 属 名 シモツケ
 科 名 バラ (Rosaceae)
 花・果期
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
 分 布 本州,四国,九州  生育地 山地の日当たりのよい岩礫地や草原
 整理番号 0181  備 考 和名由来:下野(栃木県)産のものが古くから栽培されていたことによるといわれている 撮影データ/長野県高ボッチ 
5438-1052 2003.8
 花 言 葉 無 益
 名 前 シモツケソウ【下野草】  説 明 多年生草本.離弁花.互生.葉は長柄があり奇数羽状複葉.頂小葉は大きく5-7掌状中裂,裂片は鋭尖頭,重鋸歯縁.托葉は膜質で直立.花序は無毛.花弁は卵円形で小歯牙あり.萼片は反り返り内面無毛.そう果は無毛.
 別 名
 学 名 Filipendula multijuga
 属 名 シモツケソウ
 科 名 バラ  (Rosaceae)
 花・果期
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
 分 布 本州(関東以西),四国,九州(特に,太平洋側の山地に多い)  生育地 山地の草原
 整理番号 0182  備 考 白花もある.オニシモツケは日陰の肥沃で湿潤な所を好むがシモツケソウは向陽地に多い. 撮影データ/長野県車山湿原 
5438-1135 2002.8
 花 言 葉 整然とした愛、努力、余裕
 名 前 シャガ【射干・胡蝶花】  説 明 多年生草本.単子葉植物.根茎は長い走出枝を出し繁殖.葉は常緑で大型,光沢がありやや肉質.花茎は上方で分枝し径5cm内外の多数の花が総状につく.外花被片は縁に細歯牙,内面中央部に鶏冠状凸起.結実しない.
 別 名
 学 名 Iris japonica
 属 名 アヤメ
 科 名 アヤメ (Iridaceae)
 花・果期
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 分 布 本州,四国,九州  生育地 山地の林下,斜面
 整理番号 2040  備 考 射干は本来ヒオウギの漢名.古く中国から渡来し野生化したとする説もある. 撮影データ/滋賀県伊吹山2004.25
 花 言 葉 決心,抵抗,反抗
 名 前 シャク【】  説 明 多年生草本.離弁花.互生.2回3出羽状複葉で柔らかく下面脈上に剛毛が散生.茎先に複散形花序.総苞片はなく卵形の小総苞片が数個下向きにつく.花弁5.花序周辺部の花は外側の花弁が大きい.果実は円柱形で黒熟.
 別 名 コジャク
 学 名 Anthriscus aemula
 属 名 シャク
 科 名 セリ (Umbelliferae)
 花・果期
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 分 布 北海道〜九州  生育地 山地の湿り気のある草地
 整理番号 2069  備 考 シャク属は日本に1種のみ.セリ科では数少ない春咲き.若芽は食用. 撮影データ/岐阜県冠山2004.5.1
滋賀県横山岳2004.5.5
 花 言 葉
 名 前 シャクチリソバ【赤地利蕎麦】  説 明 インド〜中国大陸原産の外来草で、日本のソバと違い、多年草。高さ1mほどになる。葉は基部が横にはりだした三角形。花は、秋に上部の葉腋から花柄を伸ばして2〜3に分岐して、ソバに似た白い小花を数個つける。果実はソバより大きく、栗褐色に熟す
 別 名 ヒマラヤソバ
 学 名 Fagopyrum cymosum
 属 名 ソバ
 科 名 タデ (Polygonaceae)
 花・果期
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
 分 布  生育地
 整理番号 3100  備 考 撮影データ/伊吹三合2004.9.18
 花 言 葉
 名 前 シャクジョウソウ【錫杖草】  説 明 腐性食物.合弁花.全体に淡黄褐色.葉の退化した鱗片葉が多数互生.4-8個の花が総状に下向きにつく.花弁は長楕円形,先に不規則な歯牙.葯は左右不同の2室からなる.花柱は子房と同長か長い.さく果は楕円状球形.
 別 名
 学 名 Monotropa hypopitys
 属 名 シャクジョウソウ
 科 名 イチヤクソウ (Pyrolaceae)
 花・果期
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 分 布 北海道〜九州  生育地 山地の木陰
 整理番号 0197  備 考 和名由来:山伏のもつ錫杖に似るので.花は下向きに咲き後にもち上がり果実は上向き. 撮影データ/長野県茶臼山あてび平 5237-6573 2003.10 蓼科八子ヶ峰2005.8.13
 花 言 葉 純情
 名 前 シャクナゲ【石楠花】  説 明 常緑低木.合弁花.互生.葉は枝先に輪状につき,狭楕円形,全縁,表面は無毛で光沢あり,裏面は褐色軟毛.総状花序.花は7数.花冠は漏斗形.雄蕊14.花柱は雄蕊より長く無毛.芽鱗は花後落ちる.さく果は円柱形.
 別 名 ホンシャクナゲ
 学 名 Rhododendron japonoheptamerum var.hondoense
 属 名 ツツジ
 科 名 ツツジ (Ericaceae)
 花・果期
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 分 布 本州(愛知,長野,富山以西),四国  生育地 渓谷の酸性土壌
 整理番号 2089  備 考 滋賀県日野町の鎌掛谷,岐阜県上石津町一之瀬の群生地は国の天然記念物. 撮影データ/岐阜県恵那2004.5
 花 言 葉 威厳、荘厳
 名 前 シュウカイドウ【秋海棠】  説 明 花の色はカイドウ(バラ科)に似ていて、秋に開花することから「秋海棠」と名付けられた。茎は緑色で柔らかく直立し、上部で枝別れし節は紅色を帯び、茎には毛が無い。葉は長い柄があり、左右がやや不同の心臓の形で先がとがり、葉の端はギザギザだ。
 別 名 ヨウラクソウ
 学 名 Begonia grandis
 属 名 ベゴニア
 科 名 シュウカイドウ()
 花・果期
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
 分 布  生育地 湿り気のある半日陰の土地
 整理番号 3456  備 考 撮影データ/岐阜県蛭ヶ野湿原2005.9.18
 花 言 葉 片思い、未熟
 名 前 ジュウニヒトエ?【十二単】  説 明 高さ10〜25cmの多年草で、全体に長くて白い
毛が多い。茎の先に長さ4〜6cmの花穂を出し、
淡紫色の唇形の花をつける。
花冠は長さ1cm。上唇が下唇に比べると、非常に
小さい。茎の基部には鱗片状の葉があり、
茎葉は対生し長さ3〜5cm、幅1.5〜3cmの
倒披針形で波状の鋸歯がある。
 別 名
 学 名 Ajuga nipponensis
 属 名 キランソウ
 科 名 シソ (Labiatae)
 花・果期
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
 分 布 本州、四国  生育地 やや明るい林のなかや道端
 整理番号 3010  備 考 撮影データ/滋賀県赤坂山
 花 言 葉
 名 前 シュウメイギク【秋明菊】  説 明 秋に菊に似た花を咲かせるところから この名前に。 高さ 50〜80cm。根もとの葉は長い柄のある3出複葉で、茎につく葉にはほとんど柄がない。直径5〜7cmの花が咲く。紅紫色の花弁のように見えるのは萼片で、20〜30個ある。
 別 名 キブネギク
 学 名 Anemone hupehensis var.japonica
 属 名 イチリンソウ
 科 名 キンポウゲ ()
 花・果期
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
 分 布  生育地
 整理番号 3474  備 考 撮影データ/恵那2005.10.10
 花 言 葉 忍耐
 名 前 シュロソウ【棕櫚草】  説 明 高さ1m以内。茎の上部には縮れた毛がある。葉は茎の下部に集まってつき、長さ20〜30cmの細長い楕円形。1cmの暗紫褐色の花を円錐状につける
 別 名
 学 名 Veratrum maackii var. japonicum
 属 名 シュロソウ
 科 名 ユリ ()
 花・果期
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
 分 布 全国的  生育地 山地、亜高山の草地、林内
 整理番号 0183  備 考 撮影データ/岐阜県西穂高岳 
5437-3419 2003.8
 花 言 葉 静かなひと
 名 前 シュンラン【春蘭】  説 明 多年生草本.単子葉植物.根茎は太くて多数.葉は線形,鋭先頭,細鋸歯縁.花茎は肉質で数個の膜質鞘状葉.花は花頂に1個.側弁花は萼片と同形で倒披針形.唇弁の先は舌状で外曲し中央付近に小型の側裂片.
 別 名 ホクロ
 学 名 Cymbidium goeringii
 属 名 シュンラン
 科 名 ラン ()
 花・果期
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
 分 布 北海道(奥尻島)〜九州  生育地 落葉樹林内
 整理番号 2062  備 考 別名のホクロは唇弁にある濃赤紫色の斑点をほくろにみたてたもの. 撮影データ/愛知県足助宗源寺2004.4.29
 花 言 葉 清純
 名 前 ショウキラン【鍾馗欄】  説 明 高さは10〜20cm。茎は淡紅色を帯びるものが多く、葉の退化した鱗片がまばらについている。長い柄の先に淡いピンクの肉質の花を開く。花は直径2〜3cmで、すこし香りがある。
 別 名
 学 名 Yoania japonica
 属 名 ショウキラン
 科 名 ラン ()
 花・果期
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
 分 布 北海道〜九州  生育地 山地の林のなかや笹の下
 整理番号 3514  備 考 撮影データ/長野県木祖村水木沢・白樺平
2006.6.25
 花 言 葉 悲しい思い出、追想、深い思いやり
 名 前 ショウジョウバカマ【猩々袴】  説 明 多年生草本.単子葉植物.多数開出する根出葉は倒披針形で鋭頭,両面無毛で光沢があり越冬.花茎の頂に3-10花を総状につけ横向きに咲く.花被片は倒披針形で花後は緑色.雄蕊6個.さく果は3つにくびれ種子は線形.
 別 名
 学 名 Heloniopsis orientalis
 属 名 ショウジョウバカマ
 科 名 ユリ (Liliaceae)
 花・果期
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
 分 布 北海道〜九州  生育地 山地・林野のやや湿った所
 整理番号 0184  備 考 和名由来:花を猩々の赤い顔に根出葉を袴に見立てた.能の猩々の衣裳によるという説も 撮影データ/愛知県岩巣山5236-4313 2002.3 岐阜県夕立山2004.4
 花 言 葉 希望、忘れられない人


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